噂:『Kerbal Space Program』開発チームの大多数離脱、一部はValveに移籍か | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

噂:『Kerbal Space Program』開発チームの大多数離脱、一部はValveに移籍か

宇宙開発シム『Kerbal Space Program』を手掛けた、メキシコのインディーデベロッパーSquadのメンバーが、ゲーム配信プラットフォームSteamを擁する大手メーカーValveへと移籍したことが、元Valve従業員によって語られています。

ニュース
噂:『Kerbal Space Program』開発チームの大多数離脱、一部はValveに移籍か
  • 噂:『Kerbal Space Program』開発チームの大多数離脱、一部はValveに移籍か
宇宙開発シム『Kerbal Space Program』を手掛けた、メキシコのインディーデベロッパーSquadのメンバーが、ゲーム配信プラットフォームSteamを擁する大手メーカーValveへと移籍したことが、元Valve従業員によって語られています。


この情報をもたらしたのは、元Valve従業員で建築・環境デザインを担当していたRoger Lundeen氏。同ニュースを伝えるメディアPCGamesNによれば、Podcast配信“Game Dev Unchained”へゲストとして呼ばれた氏は、開始から20分近辺、Modクリエイターの業界参入の話題の中で、「Valveは今でもMod製作者の雇用を行っています」とし、その例として『Kerbal Space Program』開発チームを挙げました。

『Kerbal Space Program』はModではありませんが、PCGamesNの取材に対しValveは、具体的な雇用人数は明らかにしないながらも、この情報を認め「すぐに彼らが何をやっているのかについてもっと多くのニュースをお届けします」とコメント。

また、配信内でLundeen氏はこの移籍が5~6ヶ月前に起こったと指摘していますが、ほぼ該当時期である2016年10月には、『Kerbal Space Program』1.2アップデートに際し、Squadの元従業員が、自身を含む、8名のチームからの離脱をReddit上にて報告しています。当時のPCGamesNの調べではこの数はチームのほぼ全てにあたるとのことです。

更に遡って2016年5月には、海外匿名掲示板4chan上にて、Squadの元従業員を名乗る人物が、同社の給料、労働時間ともに劣悪な労働環境を批判するとともに、『Kerbal Space Program』の開発者が一部解雇されていることを告発しましたが、Squadは疑惑を否定しています。

なお、Squadは2017年3月に『Kerbal Space Program』拡張パックの開発を発表。発売に向け制作進行中です。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 『アサクリ』日本舞台の「Codename RED」のタイトルが『アサシン クリード シャドウズ』に決定!

    『アサクリ』日本舞台の「Codename RED」のタイトルが『アサシン クリード シャドウズ』に決定!

  2. 【期間限定無料】地球外の機械を調査する「非常に好評」パズルゲーム『Machinika Museum』Steamにて無料配布!

    【期間限定無料】地球外の機械を調査する「非常に好評」パズルゲーム『Machinika Museum』Steamにて無料配布!

  3. ローグライクにストラテジーにサンドボックス…何度も繰り返し遊べるゲームを集めたSteam「無限リプレイフェス」5月20日まで開催

    ローグライクにストラテジーにサンドボックス…何度も繰り返し遊べるゲームを集めたSteam「無限リプレイフェス」5月20日まで開催

  4. スクエニ、欧米のインディーやパブリッシング部門などでレイオフ実施か…海外事業見直し?『PowerWash Simulator』など担当部署が影響を受けそう

  5. 黒人ゲーマーたちのキャラメイクゲーへの意外な悩みとは―『FIFA』や『NBA 2K』などの好事例を交え日本のゲームにも言及

  6. 『ヴァンガードプリンセス』著作権は誰のもの?海外版と『R』版、2つの販売元が互いの動画に著作権侵害の申し立て―原作者の意思はわからず

  7. 新作『アサシン クリード シャドウズ』は11月15日発売?YouTubeプレミアトレイラーに一時掲載―海外コミュニティで報告

  8. 【決算】スクウェア・エニックスの通期は大幅減益、「HDゲームタイトル」開発中止で220億円の特別損失を計上

  9. 「ポケモンの寝顔は二次創作を参考に描かれている」…『Pokémon Sleep』で流れる憶測をディレクターが否定、「非常に残念な気持ちです」

  10. SIEがハード・ソフトに精通したCEO2人による新体制に―現暫定CEOの十時裕樹氏は会長職へ

アクセスランキングをもっと見る

page top