【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の"拡張"だった | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の"拡張"だった

Hangar 13が開発を手掛け、2Kより2016年にリリースされたシリーズ最新作『マフィアIII』。本記事では、3月29日より配信されたDLC「もっと速く!」のPC版プレイレポをお届けします。

PC Windows
【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の
  • 【プレイレポ】『マフィアIII』DLC「もっと速く!」は興奮しまくり!正真正銘の

Hangar 13が開発を手掛け、2Kより2016年にリリースされたシリーズ最新作『マフィアIII』。仲間に裏切られた主人公リンカーンの壮大な復讐劇がエモーショナルなストーリーとともに描かれます。また、3月29日より第1弾となる有料DLC「もっと速く!(Faster, Baby!)」が配信され、その世界はさらに広がりを見せました。

本記事では、そんな本作DLC「もっと速く!」のPC版プレイレポをお届けします。なお、『マフィアIII』本編のプレイレポ(PS4版)はこちらから参照ください。

■DLCでもアメリカの暗部が描かれる


本DLCでは、本編で舞台となるニューボルドーの西に「シンクレア パリシュ」と呼ばれる新エリアが追加されます。このエリアは、サンダウンカウンティ(Sundown townとも)と呼ばれる街で、過去、実際にアメリカに存在していた、とされています。サンダウンカウンティのような街には、白人のみが居住しており、「シンクレア パリシュ」も同様。本編でも幾度となく描かれた人種差別が「もっと速く!」のテーマの1つとなっています。リンカーンは、本編でも登場する協力者チャールズ・“ボイス”・ラボー、そしてその娘ロキシーと協力することになり、新たな敵に挑みます。

新キャラ、ロキシー。ボイスの娘だ

穏やかな街だが実態は…

今回の敵は、サル・マルカーノファミリーではなく、「シンクレア パリシュ」を白人だけの街にした悪徳保安官ウォルター・"スリム"・ボーモント。DLCでの主な目的は、奪われてしまったスリムの悪行を集めたファイルを回収し、最終的にスリムを牢獄にぶち込むことです。

今回の敵、スリム。保安官だが、ひどいレイシストだ

DLCがプレイ可能になると画面に表示される

なお、「もっと速く!」は、本編の物語と並行して進められますが、開始するには、カサンドラ、バーク、ヴィトの3人を仲間に引き入れる必要があり、最初の会合を行うまでは、始められません。そのため、本編を始めてすぐにDLCをプレイすることはできません。

■ボリュームは控えめだが新要素がアドレナリン出まくり!


「もっと速く!」をプレイするにあたり、気になるのはやはりコンテンツ量だと思いますが、ボリュームは少々控えめでした。プレイした筆者の感覚では、スリムとの対決が終わるメインストーリーラインは、おおよそ2時間半から3時間ほどになるはずでしょう。とはいえ、下記で詳しく紹介する新たな要素は、文字通りゲーム体験を拡張してくれるものでした。

「薬草」を栽培するMJ。白人だが、友好的。

本DLCは、シーズンパス所有者には無料で配信されていますが、単体購入の場合は、PS4/Xbox One版が1,620円、PC版が1,799円となっており、安くも高くもないと言ったところでしょうか。ただやはり、ボリュームは少し控えめなので、そこは念頭に置くべきでしょう。また、ファストトラベルがない本作においては、本編マップと「シンクレア パリシュ」の行き来がいささか面倒でもあったので、開始する際には、DLCを一気に遊びつくすぞ!という気持ちで挑むべきかもしれません。

シンクレア パリシュそのものは意外と大きい

ニューボルドーの警察の管轄外なので、バークの協力は受けられない

ミッションのシチュエーションは、従来通りステルスでの潜入や激しい銃撃戦など多岐に渡りますが、特に車でのカーアクションがフィーチャーされています。物語途中から、新車両「ナイトクローラー」がアンロックされるのですが、これを用いて大暴れする新たな形態のミッションが楽しいこと楽しいこと。正直なところ、このミッションだけでこのDLCを遊ぶ価値はあった、と思ってしまうほどでした。また、道中には追手を妨害する罠(射撃して起動する)があり、逃避行のバランスも改善されています。


大暴れが楽し過ぎる

車に関する新要素はそれだけでなく、車の速度メーター上にゲージが追加され、Yボタン(Xboxコントローラーの場合)を押すと、一定時間スローモーションで運転できるようになります。さらに、近接地雷の実装や、車両を運転中に投てき物を放り投げることも可能になりました。



また、途中からは「薬草」ビジネスに乗り出すことも可能になり、リンカーンの新たな収入源となります。薬草を植え、収穫し、1つの地域に売りさばく、というフローで行われ、複数の種を掛け合わせる交配といった要素も。「薬草」ビジネスレベルを最後まで上げるとなにやらスペシャルな報酬が受け取れる模様です。こちらの要素を最後まで遊ぶには、ビジネスレベルの上げ方にもよりますが、おそらく、1時間から3時間程度のプレイ時間を要するでしょう。


栽培した薬草は腹心が支配する地域で売りさばこう。
支配していない地域でも売れるが、利益が激減してしまう。

交配させた種には名前をつけられる(ランダム)

本作のDLC「もっと速く!」は本編になかった要素を数多く追加し、新たな体験をもたらしてくれます。もちろん、『マフィアIII』らしさは健在で、クセのある登場人物たちも物語を彩ってくれます。さらに、リンカーンのロマンス(?)もあるので、本編をやり尽くしたユーザーは一度遊んでみてはいかがでしょうか。
《秋夏》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. リメイク版『ウィザードリィ:狂王の試練場』にベニー松山氏新規書き下ろしのモンスター解説が追加へ!日本語も実装の正式版への移行も間近か

    リメイク版『ウィザードリィ:狂王の試練場』にベニー松山氏新規書き下ろしのモンスター解説が追加へ!日本語も実装の正式版への移行も間近か

  2. 話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

    話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

  3. 巨大蛇から逃げるボディカム視点ホラー『DIGESTED』新プレイ映像公開―ひとたび喰われれば生きたまま消化

    巨大蛇から逃げるボディカム視点ホラー『DIGESTED』新プレイ映像公開―ひとたび喰われれば生きたまま消化

  4. 3Dダンジョン探索オートバトルRPG『Dragon Ruins』Steam向けに5月1日リリース決定!戦い続けて強くなり迷宮の最奥を目指せ

  5. デッキ成長型ゲーム『HEART of CROWN Online』Steam早期アクセス版リリース!ロードマップ公開&配信者応援キャンペーン実施

  6. 数十億年後の地球でセクシー美少女大暴れ!SFオープンワールドARPG『星の旅:億万年の絆(GALIX: NewHorizons)』発表

  7. 最大60FPSや解像度向上対応の『Fallout 4』現世代機向けアップデート4月25日配信決定!

  8. 開発者ら自身による約32年ぶり復活に向け瞬く間に約5,500万円の支援…90年代の伝説的宇宙戦争RPGの「続編」クラウドファンディング開始

  9. 拠点を築いて生き残るゾンビサバイバル『Night of the Dead』現地時間7月5日に正式リリース決定―エンディングや巨大ゾンビ、フォロワーなどの追加で独自性がより鮮明に

  10. マーシーが倒れた味方を起爆! ヒーローとヴィランが逆転する『オーバーウォッチ 2』期間限定イベント「ミラーウォッチ」が開催

アクセスランキングをもっと見る

page top