日本時間3月23日から3月27日まで開催された『ハースストーン』冬季選手権。本大会は南国のリゾート、バハマで開催されましたが、Game*Sparkはブリザード・エンターテイメントより招待を受け、渡航。現地時間3月25日と3月26日の2日間、選手やストリーマー、司会者など、日本のユーザーも配信などで見かけるであろう様々な著名人にインタビューを敢行しています。
しかしながら今回の様なオフライン大会においては、前述のプレイヤーなどはもちろんのこと、観戦・応援する「観客」もその主役のひとりと言えます。そこでGame*Sparkでは、「リゾート地へ観戦に来れる人ってどういう人なんだろう…」といった興味もあり、来場者インタビューも実施してみました。
最終日前日の3月25日(現地時間)、試合開始前に会場観客席を見回していたところ、ブリザードのスタッフではなさそうな、南国リゾートらしいラフな格好で優雅に試合前のストリーマーの配信をチェックしていた、イケメン2名を発見!向こうは、こちらを日本人と認識するや否や、日本好きとのことで、日本のことをフレンドリーに話してくれたナイスガイたち。「気さくに話してくれそう!」と思い、いくつか質問を投げかけてみました。
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―――お名前を教えてください。
Edward McCorkindale(以下、Edward):Edward McCorkindaleです。こっちが弟のSean。
Sean McCorkindale(以下、Sean):こんにちは。
―――兄弟で観戦に来たんですね!お二人で来たんですか?
Edward:あとは、今会場にはいないけど、僕の彼女も一緒だよ!
―――楽しそうですね!お二人の『ハースストーン』歴はどのくらいですか?
Edward:1年半くらいかな?
―――Edwardさんの彼女も『ハースストーン』をプレイするんですか?
Edward:プレイするよ。もともと僕たちが一緒にプレイしているのを見てて、「簡単そうだから私もプレイできるかな?」と思ったのが、彼女が遊び始めたきっかけだったね。今や、彼女もかなりのめり込んでるけどね!
―――そうなんですね!彼女と一緒に『ハースストーン』を遊びますか?
Edward:彼女は今オーストラリアに住んでいて、残念ながらエリアが違う(アジア太平洋)から一緒に遊べないんだ。いつも僕らと仲間内7、8人で集まって『ハースストーン』を遊んでも、彼女は「私の自慢のクトゥーンデッキが使えない…」といつも嘆いてるよ。
―――遠距離恋愛だと何かと大変ですね…お二人は出身はどこですか?
Sean:イギリス出身だよ。
Edward:でも僕は今ドバイに住んでて、なかなか兄弟で会える機会がないんだ。
―――ドバイですか!Edwardさんは普段はどういったお仕事をしてるんですか?
Edward:普段はエミレーツ航空で働いているんだ(エミレーツ航空の本社はドバイ)。
―――(なんか凄い人に話しかけてしまった…)今回、ストリーミングなどでも楽しめたと思うんですが、敢えて会場に足を運ぼうと思った理由はなんですか?
Edward:会場の盛り上がりを楽しみたい、と思ったのはもちろんあるね。決勝戦に近づくにつれて、どんどん熱気が高まってくると思うし。司会者とかに会えるのも醍醐味だと思ってるよ。あとは、離れ離れの家族や彼女と会える良い機会だったんだ。しかもバハマという素晴らしい場所で。b787選手が負けちゃった(本インタビュー時、b787選手は既に敗退)のは残念だけど、とても楽しんでいるよ!
―――わかりました。お時間頂き、ありがとうございました!
Edward:あ、こっちからも質問いいかな?
―――はい、何でしょう?
Edward:僕の彼女がb787選手の大ファンなんだ。今回の冬季選手権で、多くのプレイヤーが「海賊ウォリアー」デッキを準備していた中、彼は用意しなかった。何か理由はあったのか彼女が知りたがっていたから、聞いてくれないかい?
b787選手(アジア太平洋エリア代表)
―――わかりました、聞いてみますね。改めて、ありがとうございました!
Edward・Sean:ありがとうございました!
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南国の開放感や日本好きというのも手伝ってか、快く質問に答えてくれたMcCorkindale兄弟。e-Sportsの試合を観戦することが日本以上に馴染み深く、たとえ遠いバハマであっても旅行感覚で観戦に来る海外ファンの熱意には、どこか新鮮さを覚えました。
なお、b787選手へEdwardさんからの質問を投げかけてみました。そちらのインタビューも是非ご覧ください。
■『ハースストーン』で活躍の秘訣は「楽しむこと」―b787選手2017年冬季選手権インタビュー
取材協力:Blizzard Entertainment