去る4月1日、東京ビッグサイトで開催された『リーグ・オブ・レジェンド』国内プロリーグ春季決勝戦「LJL 2017 Spring Split Final」。Game*Sparkは優勝チームRampageのMidレーナーRamune選手とADC担当YutoriMoyasi選手のお2人にヒーローインタビューを行い、試合の感想から「LJL」が歩んできた成長、そしてRampageや選手個人が重ねてきた努力など、勝利直後の生の声を訊きました。
――LJL 2017 Spring Split Finalを終え、優勝を手にした今のお気持ち、シーズンを通した感想をお聞かせください。
YutoriMoyasi選手: いろんな気持ちがあるんですけど、素直に「嬉しい」という一言に尽きますね。
Ramune選手: 初めての「LJL」出場で決勝まで来て、しかも優勝していて、夢なんじゃないかなと思ってます。嬉しいです。
――今回の決勝戦で最も印象に残ったシーンや、自分の腕前を発揮できたと思った場面を教えてください。
YutoriMoyasi選手: あんまり覚えてないんですけど、Game 1で自分の得意なチャンピオン“ルシアン”を使えたので、そこが最も印象に残ってます。
Ramune選手: 自分もあんまり覚えてないんですけど、3試合目の“タリヤ”が一番上手くいったと思います。
――お二人とも試合の記憶が朧げといった感じでしょうか。やはり無我夢中、という感じでしょうか。
YutoriMoyasi選手: そうですね(笑)。こういった試合だと、勝っても負けても次の試合のために気持ちを切り替えていかないといけないですし。あんまり終わった試合のイメージを残さないようにしてる……というわけでもないんですけど(笑)。
――そうなんですね。今回の大会、お二人にとってどんなプレッシャーが感じられましたか。
YutoriMoyasi選手: 個人的には、昨年度優勝時にRampageで活躍していたMeron選手の代わりに入ったということもあり、そういった意味でのプレッシャーはすごくありました。
Ramune選手: プレッシャーはめちゃくちゃありました。あと会場が結構寒かったです……(笑)。緊張もすごかったんですけど、3戦目で普段の自分のスキルが発揮できたかなって思いました。1戦目の“オリアナ”のプレイングでは何もしてなかった気がします(笑)。
――年々大規模に成長しているLJLの大会イベントですが、そこに参戦する選手として気持ちの変化はありましたか。
YutoriMoyasi選手: もともとRabbitFiveというチームで、e-sports SQUAREで試合をやってたころからLJLに参加しているので、今日みたいに見渡せないくらいのお客さんを見ると、本当に大きいリーグになったんだなって実感できますね。
Ramune選手: プロになる前は観客側で、これまでのLJLファイナルも観戦してました。その頃から比べると、やっぱりでかくなったな~と思います。そんなところに今年自分が出れるなんて……。
YutoriMoyasi選手: しかも優勝してるからね。
Ramune選手: 優勝しましたね。
YutoriMoyasi選手: それはすごいね~(笑)。
Ramune選手: すごいことっす……。一昨年観てたのに、自分が壇上に立ってる側なんて。
――今シーズン、選手個人としてどのような成長があったと思いますか。チーム全体としての進歩についてもお聞かせください。
YutoriMoyasi選手: 昨シーズンからも課題というのは残ってるんですが、比べてみればcarryできる試合が増えてきたところが個人的な成長になったかなと思います。
Ramune選手: 今までソロキュープレイヤーだったので、チームとしての動きを学んだり、チャンピオンプールも増やしたり、知識をつけられたと思います。
YutoriMoyasi選手: チームとしては、もともと仲が良いこともありましたし、お互いにスクリム後のフィードバックが円滑に進むようになりました。強く言い過ぎないようにとか、きちんとしたフィードバックをやっていこうぜってチーム内でも話し合いまして。
――フィードバックというのは、具体的にはどのようなものですか。
YutoriMoyasi選手: 練習中のミスに対して、どれくらい熱意を持って注意できるのか、という感じですかね。ミスを指摘するときも優し過ぎず、「フィードバックしたことは次の試合で絶対にフィックスする」というのを、チームのメンバーみんなが意識できるようになったと思います。
――最後に、4月末よりブラジルで開催される世界規模大会「2017 Mid-Season Invitational」への意気込みをお願いします。
Ramune選手: MSIは初めての世界大会なのですが、どこまで行けるのか……行けるとこまで行ってみたいと思います。
――本日はありがとうございました。
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