このインタビューは、先日行われたGame Developers Conference 2017のGreg Street氏の公演の前に行われたもの。その中での「同性愛者である事を公言するチャンピオンは現れるのか」といった話題に対し、Street氏はそれを認める発言を行いました。Street氏は「私は“チームのみんな、とにかく次のキャラクターはレズビアンでなくてはいけない”などと言うだけのようなことはしたくありません。それが何か良いものになるとは思わない。それは始めからキャラクターのアイデンティティでなければなりません。私たちはどこかでそのようなことをやると確信しています。どのキャラクターに対して、いつそれが起こるのかはわかりませんが」と語っています。
近年の人気作品では、Blizzardの『オーバーウォッチ』において“トレーサー”が同性愛者であることがコミックを通じて明らかになり、注目を集めたばかり。『オーバーウォッチ』のこの展開について、Street氏は「素晴らしい」とし『リーグ・オブ・レジェンド』においても同様に、ゲーム外展開にてLGBTキャラクターのセクシュアリティが明らかになる可能性が高いと考えているとのことです。また、ゲーム内での同性愛の表現は、同性愛が認められていない地域で『リーグ・オブ・レジェンド』がプレイできなくなるなどの影響も考えられるため、プレイヤーに不利益をもたらしてしまう可能性に触れ「間接的にプレイヤーを傷つけたくはない」とし、慎重になる必要があることにも触れています。
Riot GamesやBlizzard Entertainmentが本社を置く北米では比較的寛容と言われているこの多様性は、『League of Legends』内でもその片鱗を感じさせることになるかもしれません。
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