●nintendo life:
- 任天堂とそのサードパーティーパートナー達はWii Uでつまずき、セカンドスクリーン機能のための有意義さを押し出すことが出来なかった。ニンテンドースイッチが同じような運命を辿った場合には驚くだろうが、ゲーム業界に確かなことなどない。このハードウェアの本質的な魅力は、疑う余地なくそのユニークなシステム(いつでも/どこでも/誰とでも遊べる)にあり、簡単にコミュニケーションを取れる点が挙げられるが、任天堂の最も重要なハードウェア販売がユーザーと共鳴するかどうかは、これまでに見てきたものを考える限り不明瞭。しかし、ニンテンドースイッチは確実に私達に信頼を感じさせてくれる。
- 当然だが、素晴らしいハードウェアであるだけでは十分ではない。任天堂のファーストパーティ製ラインナップが良いものになるかどうか(『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はスイッチの購入に踏み切るに当って価値あるコストではある)に関して若干懐疑的だが、任天堂のいつもの弱点は展開し続けることとサードパーティーサポートの拡張にあり、堅牢なオンラインサービス対応についてもそうだ。これらは今後の「潜在的な落とし穴」である。ニンテンドースイッチには、本当に素晴らしい何かになり得るポテンシャルを持っている。今、任天堂はそれをサポートしていく必要がある。
- 良い点:
- 魅力的なハイブリッド感のあるコンセプト
- 面白い操作性
- 良質なスクリーン
- 開発中のいくつかの素晴らしい作品
- 扱いにくく、水準を下回るハードウェアデザイン
- わずかなローンチタイトル
- 不明瞭なデジタル販売戦略
悪い点:
- 現段階では、ニンテンドースイッチの可能性は無限大である。スペックの相対的な不足感があるにも関わらず、その機能性や様々な遊び方がある点はニンテンドースイッチを優れた逸品に仕立て上げている。ただ初期コストがそれほど高価ではなければよかったと思う。それでも、ハードウェアの一部として、任天堂ファンにとってようやく「マリオの家」が家庭用機として本気で戻ってきたことは、喜ぶべきことである。
- ニンテンドースイッチのプレイ感はユニークで、PS4やXbox Oneとは全く違うもの。ニンテンドースイッチの手触りは完全に独自性のあるものだ。
- 良い点:
- ユニークなハイブリッドデザイン
- HD振動
- コントローラー2つが同梱している
- 鮮やかで歯切れの良いカラフルなスクリーン
- アクセサリーがない場合、ジョイコンの充電はコンソール上でしか出来ない
- 分かれているDパッド
- ヘンな位置にある右アナログスティック
- ローンチ時のオンラインサービス対応はわずかしかない
悪い点:
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Game*Sparkでは、ニンテンドースイッチローンチタイトルである『1-2-Switch』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の海外メディアレビューも紹介中です。