デルは、ゲーミングPCブランドAlienwareの実店舗となる「ALIENWARE AKIBA STORE」を都内の秋葉原にて12月10日より開店します。この旗艦店の開店に先立ち、メディア向けに展開したオープニングイベントの模様をお届けします。
フィル・ブライアント氏
今回のイベントには、デルのバイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーのフィル・ブライアント氏とマーケティングマネージャーの柳澤真吾氏が登壇。
初めにフィル氏は、この秋葉原店の開店に合わせて来日できたことを嬉しく思うと述べました。またAlienwareのブランドが20周年を迎え、日本においても着実に浸透し、素晴らしい製品ラインナップと旗艦店から日本でのAlienwareとゲーム市場を盛り上げていけると説明。旗艦店の開店を告げるリボンを切り、新たな出発を祝いました。
日本のPCゲームには、まだ伸び代があると語るフィル氏。日本でのスタンダードなPC市場は、横ばいか縮小しているものの、PCゲーミングについては現実にプラスの成長をしているとのこと。またアメリカや中国に比べて日本のPCゲーム市場は小さいですが、それは逆に大きく出来ることを示しているようです。なお東京の秋葉原で開店する「AKIBA STORE」は、世界的に数えると129番目の店舗となります。
店舗スタッフ達
次に柳澤氏が登壇し、日本におけるAlienwareの戦略と「AKIBA STORE」の立ち位置を紹介しました。現在のAlienwareは、ゲーマーに最も高クオリティを提供する「ユーザーエクスペリエンスの充実」とゲーマーやパートナーに触れる機会を増やす「コミュニティサポートの促進」、そしてゲーマーやゲームメーカーとの協力関係を強める「パートナーシップの強化」という3つの新しい指針を持ち出しています。
この旗艦店の位置付けは、ゲームタイトルを体験出来る試遊台とゲーム配信設備(HTC ViveなどのVRも対応)を持ち合わせており、ゲーマーとパートナーのためという、前述の3つの指針を体現しています。発表の最期にオープニングイベントのスケジュールを説明し、発表を終了しました。
配信設備など
柳澤真吾氏
店舗外観、2階にある