7月22日、日本でも配信が開始され、自治体や団体などが対応に追われる状況となっている『ポケモンGO』。ドイツ北西に位置する都市デュッセルドルフで、ポケモントレーナーが集まるホットスポットに対する当局の対応が話題になっています。
話題となっている場所はデュッセルドルフ市内の中心部にある小さな橋「ジラルデ橋」。この場所は橋の四隅にポケストップが配置されており、橋の中間ほどの位置では全てのポケストップにアクセス可能。常にルアーモジュールが使用状態にある人気スポットです。しかし、この橋は車も通ることの出来る場所で、歩道の縁に人が座り込んで車の通行の妨げになったり、ゴミのポイ捨てなどが問題になっていたそうです。
そうした問題に対して市当局が取った対応は、ポケモントレーナーが多い時間帯に「車の通行を制限する」というもの。更に移動式のトイレを新たに設置したり、ゴミ箱の数を増やすといった対応を行っていると地元メディアRPが伝えています。また、ジラルデ橋近くのショッピングモール内にあるファーストフード店では、トレーナーレベルに応じて商品を無料にするといった、ポケモントレーナー向けのサービスを提供。地元のバス会社もポケモントレーナー向けにポケストップやジムを巡る観光バスの運行を計画しているそうです。
ジラルデ橋で起きている問題には地元のポケモントレーナーも啓発活動に乗り出しています。地元のポケモントレーナー約2000人が参加するFacebookグループでは、「橋を綺麗に使うように」と注意喚起するポスターを制作したのだとか。それ以来、利用状態が良くなってきているようです。
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