公式声明で最初に告げられたのは「tinyBuildは不審なキーのリストを3日以内に提供してください」とする呼びかけで、G2Aは問題を迅速かつ明確に調査するためにtinyBuildと協力する姿勢を示しました。一方で、G2A自体は誰もがデジタルゲーム商品を販売することができ、20万以上の売り手がいる合法的なマーケットプレイスであると主張。また、tinyBuildの主張が行われる前には、G2Aマーケットプレイス上に出品されていた200以上のtinyBuild製品を利用規約およびセキュリティ手順違反として停止したことを明らかにしています。
G2Aによると事の発端となったのは、3月22日にtinyBuildが報告した海賊版被害とのこと。この報告が公開された際にG2Aの代表者はデベロッパーにサポートを提供するために連絡を取ったと報告。その時にtinyBuild側から、推定する価格を補償するため、G2Aマーケットプレイスにある販売者の在庫を排除するなど、多くの不当な要求が行われたとしています。G2Aはそれらの要求に対し、販売数や商品価格などはG2A側に判断する自由が与えられていると主張しました。
また、通常価格であれば45万200ドルの売上となっていたという主張に関しては、製品の最高価格のみを参照した数値に疑問を呈しており、tinyBuildの製品は過去にバンドル販売などで85%オフの割引を行っていたと指摘。公開した収入予測からそれらの販売データを省略した理由を説明するべきだと反論しています。
G2Aは声明の最後に「なぜtinyBuildはG2Aマーケットプレイスから排除されるべきコードのリストを送ってこないのですか?」と疑問を投げかけました。G2Aはデベロッパーを支援するためのチャンネルやツールを用意しており、それらによってセキュリティに関する賞も得ていると説明。tinyBuildはG2Aとのコネクトを取り戻し、共に更なる調査を行うために「不審なキー」のリストを提供する必要があると改めて伝え、その調査結果を公表すると明言しています。
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