今は無きKronos Digital Entertainmentが開発し、Eidos Interactiveより初代PSにてリリースされたアクションアドベンチャー『Fear Effect』。インディーデベロッパーSusheeが、インディー支援プロジェクト「Square Enix Collective」を利用したシリーズ新作『Fear Effect: Sedna』を発表しました。
『Fear Effect』は2000年に初代プレイステーション向けに海外でリリースされたアクションアドベンチャーで、国内でも『へリックス フィアエフェクト』の名で発売されました。トゥーンレンダリングを用いた表現手法などで、海外で高い評価を受けた作品。シリーズとしては2002年に続編となる『Fear Effect 2: Retro Helix』が海外でリリース、3の開発も進行していたようですが、Eidosの大規模な予算再編の影響を受けて開発中止。その後Kronos Digital Entertainmentは閉鎖され、続編の話も途絶えていました。
今回発表された新作『Fear Effect: Sedna』は、スクウェア・エニックスが海外向けに行っているインディー支援プロジェクト「Square Enix Collective」を利用して開発。同プロジェクト発表時に説明されていた、Eidosの既存IPを開発するチャンスが得られたタイトルになります。
ゲームの詳細は明らかになっていませんが、シリーズに登場した主要キャラクターが登場し、特徴であるトゥーンレンダリングも引き継いでる模様。近日中にKickstarterキャンペーンを実施すると告知しており、ゲームの詳細情報と併せて続報が待たれます。
今後も『Fear Effect』のように既存IPを利用した新作が登場するのか、インディー支援プロジェクト「Square Enix Collective」にファンからの注目が寄せられそうです。
UPDATE(2016/4/8 19:20): 『Fear Effect』の国内発売情報が誤っていました。お詫びして訂正致します。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
日本の国土交通省が送る『Cities: Skylines』Modv2.0公開!好きな実際の街を再現する「SkylinesPLATEAU」―設定ファイル自動生成などで使いやすく
-
プレイヤーを襲うのは緊張感と圧迫感……殺風景な部屋をただ探索する『POOLS』配信開始!
-
『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介
-
EVO Japan 2024『スト6』部門を制したのはMenaRD選手!翔選手を3-0で下しエントリー5000人超の頂点に立つ
-
ドラマ「フォールアウト」はゲーム版と矛盾?物議醸した出来事をトッド・ハワード氏が説明
-
廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開
-
『スカイリム』最強キャラ・黒檀の戦士を爆速で倒すRTAが3年ぶり記録更新!わずかひと振り、12分足らずの旅で地に伏せる強者
-
『ディノクライシス』インスパイアのSteam“非常に好評”恐竜FPS『Dino Trauma』が日本語対応!
-
『呪術廻戦 ファンパレ』ハーフアニバーサリーを記念したリアルイベント「ファンパレード」を6月に開催!抽選申し込みもスタート
-
堀井雄二氏が『ドラクエ3リメイク』をテストプレイしていることを明かす…2年半続報なくも開発は進んでいる模様