米国連邦捜査局(FBI)が、ヤギを操作して障害物をかわしていくFlashベースのアクションゲーム『Slippery Slope』を公開しました。
このゲームは、インターネットを利用する児童に向け、米社会の脅威となっているテロリズムへの警鐘を促すプログラムの一環として開発されたもの。「Don’t Be a Puppet(操り人形になるな)」と名付けられたこのプログラムでは、人がどのようにしてテロ活動へ参加するようになるのか、テロリストの勧誘がどういった経路で行われているかといった情報が掲載されており、自身がテロリストにならないためのロジックを学べるとしています。
「暴力主義に陥るロジック」の比喩表現と思われるタイトルの『Slippery Slope』ですが、なぜプレイキャラクターがヤギなのかといった説明は全くされておらず、全6ステージのムダに滑りやすいマップや、駆け抜けてゴールにたどり着いてもテロリズムについての解説文が現れるだけという謎の多いゲームシステムとなっています。また、3DCGで作られたイメージではゲームボーイのソフトであるような表現がされているなど、趣旨が明確なキャンペーン本体とは対照的な存在になってしまっているようです。
『Slippery Slope』は、FBIの当該サイトより無料でプレイできます。
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