9月22日にPC/Mac/Linux/PS4で発売され、高い評価を得たSci-Fi深海ホラー『SOMA』ですが、デベロッパーのFrictional Gamesは同社ブログにて、本作の売上状況を報告しました。
法律上の理由からプラットフォーム別の内訳を明かせないとのことですが、Frictional Gamesは発売から10日間(予約含む)で約92,000本を販売。この売り上げは会社の今後2年分の経費を賄えるそうです。現時点で1日当たりの販売本数は約2,000本。今後この数はゆるやかに落ちていくとされており、Frictional Gamesはどれだけ早く落ち、どこで安定するかに関心があると伝えています。
ちなみにFrictional Gamesが過去にリリースした作品においては、『Amnesia: The Dark Descent』は初週20,000本(初月は30,000本)、『Amnesia: A Machine For Pigs』は初週120,000本の販売本数を記録しています。『SOMA』は今から1ヶ月後に100,000本到達を目標にしており、現在のペースを維持すれば余裕を持って達成できるだろうとのこと。しかしながら、開発コストを回収するためにはその3倍の数を販売する必要があるとのことです。
『SOMA』は100%自己資金で開発されているため、売り上げはすべてFrictional Gamesに入り、直接今後のプロジェクトの資金となります。それ故に、活動が十分に続けられる限りは(今がその状態)、すぐに回収しなければならないというプレッシャーはないと述べています。なお、ブログではその他にも本作の評価やマーケティングなどについても触れられているので、興味がある方は一読してみるとよいでしょう。
『SOMA』はSteam、GOG、PSNにて2,980円/29.99ドルで配信中。公式YouTubeチャンネルでは前日譚を描く実写映像シリーズ「Transmission」が順次公開中です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『Manor Lords』は「たった1人の開発者が手掛けた作品」なのか? 開発体制を比較された他社が“ソロデベロッパー”という言葉に疑問を呈する
-
最大80%OFF!このGWに『ダークソウル』や『イース』をセール価格で遊ぼう─メトロイドヴァニアやRPGも【eショップ・PS Storeのお勧めセール】
-
ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる
-
GWに備えよ! 最大90%オフのSteamセール「ゴールデンウィークゲームフェス」開催
-
『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』など数多くの「スター・ウォーズ」ゲームに関わったルーカスアーツ重要人物が逝去…古くは『リパブリックコマンド』から重要作に関与
-
テイクツー・インタラクティブの大量レイオフの影響でIntercept GamesとRoll7が閉鎖へ―海外報道
-
『MOTHER3』あまりにも衝撃的な10シーン
-
『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中
-
大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円
-
コーエーテクモHD、2024年3月期の連結決算を発表。モバイルゲーム『信長の野望 出陣』や新作『Rise of the Ronin』も好調