ユーザーがインゲームアイテムなどを他ユーザーと交換できるSteamのトレード機能。非常に便利でユーザーにとっても有益である反面、様々な手口でアイテムを騙し取る「トレード詐欺」が存在します。これまではValveへの通報により、奪われたアイテムを取り戻すことができましたが、最近のポリシー変更でその返還補償が廃止されました。
Steam FAQ(英語)の該当項目では、ロールバックによってアイテムの複数のコピーがコミュニティ経済に加えられた場合、そのアイテムの希少性に影響を与えてしまうことが理由の1つとして挙げられています。また、Valveは詐欺被害に遭ったユーザーには同情しつつも、ウェブサイトやトレードシステムで十分な情報を提供しているとし、「すべてのトレード詐欺は防ぐことができる」と語っています。国内向けのポリシー情報でも注意喚起をしています。
確かに現在Steamでは警告メッセージやメール認証など、多数の防御策が施されており、あとはユーザーの判断、自己責任によるところが大きいでしょう。怪しげなトレードには要注意です。なお、Eurogamerはトレード詐欺被害への対応(状況確認や実際のロールバック処理など)に、多額の予算が費やされていた可能性も指摘しています。
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