今回の「海外ゲーマーの声」では、海外メディアIGNが公開した映像Are Japanese Horror Games Over for Good?(日本のホラーゲームはもうおしまいなのか?)を受けてゲーマー達が議論する「国産ホラーゲームの将来」について紹介します。
IGN該当記事コメント欄では、「コナミはとてつもない価値を持つ『Silent Hills』を跳ね除けてしまったかもしれないが、まだカプコンやスクウェア・エニックス、アトラスと言ったメーカーは素晴らしいホラーゲームをマルチプラットフォーム向けに開発出来る」と言ったような、日本産ホラーゲームの将来を期待する声が寄せられていますが、不安や失望が感じられるコメントも同様に投稿されています。「『The Evil Within(サイコブレイク)』を超えるものはない」と語るユーザーに対しては、「だけど決して優れたゲームではありません……良いゲームだけど、私達が求める救世主にはならなかった」との声も。
また、一部のユーザーの間では、「この調子だと日本はビデオゲームに興味がなくなるのでは」と、ゲーム業界全体の成長を不安視するメッセージが届けられています。「みんなモバイルゲームに興味が向いている」「この話は日本産ホラーに限ったものではない。ゲーム業界の進化の話で、彼らはモバイルゲームに焦点を当てているし、モバイルにホラーは適さない」「“退化”だね」「ビデオゲームの黄金時代に生きることが出来てよかった」と、もはや諦観に近いやりとりも交わされていました。
その他では、日本産ホラーゲームへの懐古、期待、そしてリメイクを望む声も届いています。「『Resident Evil: Revelations 2 』は十分に怖い」「『ディノクライシス』と『サイレントヒル』、帰ってきて!」「新しい『SIREN:New Translation』がリリースされたらいいのに」とのコメントも。これまでにリリースされた「懐ゲー」とも言える作品の再起を望む声は多く、海外では現状未発売の『Fatal Frame: Oracle of the Sodden Raven(零 濡鴉ノ巫女)』と言った人気フランチャイズの展開を注目視するユーザーも見られていました。過去の国産ホラーゲームが与えた影響は今でも強く、今後の動向に熱い視線が向けられる作品も多く存在しているようです。
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