ロンドンに本社を置くニュース専門チャンネルBCO NEWSによると、謎の設計図が届けられたのは技術研究開発で有名なダートフォード工科大学で、容疑の大学院生3名は武器の製造後に試射する様子を動画サイトに投稿。その後、銃刀法違反の疑いで地元警察の任意同行に応じたとのことです。
投稿された動画によると、再現された兵器は約130年前の設計図を基にしたとのことで、製作期間はおよそ半年。デザインは極めて近未来的で、電源のようなものを入れた途端に電流が流れ出る様子が確認できます。カボチャをターゲットに試し撃ちをするも、的を外して背後のドラム缶が大爆発。その破壊力と殺傷力は想像を絶します。
1886年に存在していたとされる武器の設計図は出処不明ですが、同大学で物理学の教授を務めるRichard Tully氏は「この武器はニコラ・テスラのコイルの原理を基に設計されています」と解説。しかし、当時に同様の兵器が存在していたという事実はこれまで確認されていなかったとのこと。復元した大学院生を「大したものだ」と称賛しています。
現在、警察は設計図の送り主を特定すべく捜査中。再現された武器が実際に1886年に存在していたかの真偽は定かではありません。なお、容疑者は「好奇心からこの武器を製造したものの、人に危害を加えるつもりはなかった」と供述しているとのこと。
ここでネタばらし。実はこの映像、2月20日発売予定のPS4専用アクションアドベンチャーゲーム『The Order: 1886』のプロモーションムービー。以前にも、時速100kmの車に跳ねられて死ななかった男が撮影されたというニュース映像が、同様の目的で公開されていました。
逮捕された大学院生が設計図を基に復元したのは、本作に登場するアークガンと呼ばれる武器。コイルの発明で知られる産業革命期の科学者、ニコラ・テスラが開発したという設定で、半獣と戦う騎士たちを勝利に導くための重要な存在として描かれています。
19世紀ビクトリア時代を背景に“もう一つ”のロンドンが描かれる『The Order: 1886』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントからPS4を対象に、2月20日の国内発売を予定。価格(税別)は、通常ディスク版が5,900円、通常ダウンロード版が4,900円、限定版のジャパンプレミアムエディションが12,000円です。
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