大きな宇宙を舞台としたMMORPG『EVE Online』やその世界を共有したFPS『DUST 514』を手がけるCCP Gamesは、開発中だったMMORPG『World of Darkness』の開発を中止し、開発を担当していた米国ジョージア州にあるCCPアトランタスタジオで56人のレイオフを実施したと発表しました。
『World of Darkness』は現代の人間社会で暗躍しているヴァンパイアやワーウルフ、魔術師たちをPCとしてプレイする同名のテーブルトークRPGをベースに開発されていたMMORPG。2011年に行われたCCPの大規模レイオフにより、開発体制が大幅に縮小され、めっきりと情報も途絶えていました。
今回の開発中止に伴い、CCPアトランタスタジオでは56人の従業員が解雇されています。CCPのCEOであるHilmar Veigar Petursson氏は「このプロジェクトの中止は今までで最も困難な判断のひとつです。『World of Darkness』に関わってきた従業員と、楽しみにしていたファンに深く謝罪します。」と語っています。また解雇された従業員については、退職パッケージや就職支援を提供していくとのこと。
残されたCCPアトランタスタジオでは今後「EVEユニバース」を拡大するゲームに注力していくと発表されています。
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