「Square Enix Colletcive」は、まずクリエイターがアイディアの提出を行い、ユーザーコミュニティの評価を受け、評価が高ければクラウドファウンディングサイト「Indiegogo」で資金公募を開始され、開発、配信されます。募集されるアイディアは、オリジナルIPの他、スクウェア・エニックスが保有する幾つかのIPの使用が認められています。さらに開発や配信に関して、必要に応じてスクウェア・エニックスからサポートを受けることが出来るとのこと。
今回提出されたアイディアはTuque Gamesの『World War Machine』、Kitfox Gamesの『Moon Hunters』、Ruffian Gamesの『Game of Glens』の3作品。現在は、ユーザーコミュニティの反応を見るフィードバックフェーズが行われており、28日の間にコミュニティから十分な評価を受けることが出来れば、本当に実現可能かを判断された後に、次のクラウドファウンディングフェーズに進むことが出来ます。
現時点で最も高い評価を受けている作品『World War Machine』は、『Far Cry』や『Splinter Cell』に関わったJeff Hattem氏がクリエイティブディレクターを務めるSFアクションRPGで、自動生成されるマップや、最大5人によるマルチプレイヤー、ロボット物らしいアセンブリ要素も匂わせる装備収集、プレイヤーがオリジナルミッションを作成することが可能と、リプレイ性も非常に高そうな作品です。
『Moon Hunters』は、ゼルダの伝説などにインスパイアされた2DアクションRPG。独特の世界観を舞台に自動生成される世界を最大4人で遊ぶことができ、クラフト要素がある様子。5つの元素を元にした様々な魔法や、魔女やドルイド、オカルティスト、スペルブレードの4つのクラスを操って楽しむことが出来るようです。
『Game of Glens』は、スコットランドの伝統競技ハイランドゲームの元となった古代ハイランドゲームをイメージしている作品で、ちょっと不思議なルールの競技をCPUやプレイヤーと競うというモノ、ちょっとした物理エンジンも搭載しており、高いタワーを建てる競技では、崩れないように構造を考えながら高いタワーを建てる必要があります。
スクウェア・エニックスの新たな試み「Square Enix Collective」。今後の動向や、インディーゲームの行く末に何が待っているのか、目が離せそうにありません。ちなみに、「Square Enix Collective」で現在募集されているアイディアは、PCプラットフォームでのデジタル配信のみを対象としています。
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