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海外レビューひとまとめ 『BEYOND: Two Souls』

PS3をプラットフォームに、海外では10月8日に、日本では10月17日に発売されたアドベンチャータイトル『BEYOND: Two Souls』の海外レビューです。

連載・特集 海外レビュー

Playstation Universe: 95/100
GameSpot: 90/100
    良い点
  • 良く作られた、個性が際立つキャラクター
  • 人間の欠点が描かれたストーリー
  • ジョディに感情移入がし易い操作性
  • ジョディとエイデンがプレイヤーの選択により成長していく

  • 悪い点
  • なし

GamesBeat: 88/100
Machinima: 80/100
Polygon: 80/100

Playstation Official Magazine UK: 80/100
Game Informer: 78/100
  • コンセプト: David Cage氏らしい形式のストーリーデザインにて奇妙な特殊能力を持つ少女のストーリーが描かれている
  • グラフィック: キャラクターの顔のデザインが過去に類を見ない出来映え。女優エレン・ペイジがそのままいるように感じられる完成度
  • サウンド: 声優も担当したエレン・ペイジとウィレム・デフォーは、同開発会社作『Heavy Rain』のときの声の演出を超えた
  • プレイアビリティ: キャラクターの切り替えのメカニックは良いが、既存のアクションゲームの操作性と肩を並べているとは言い難い
  • エンターテインメント性: 魅力的な部分と失望させられる部分がある。開発会社であるQuantic Dreamの力が発揮されているとは言い難いが、それでも胸を打つ瞬間が多くある作品。
  • リプレイ性: やや高い

EGM: 75/100
GameTrailers: 72/100

GamesRadar: 70/100
IGN: 60/100

Giant Bomb: 60/100
Eurogamer: 60/100
    本作のアプローチは他に比べても充分なものではなかった。映画俳優、モーションキャプチャー技術、描写などの高価な努力は映画のようであったが、これも充分なものではなかった。恐らくDavid Cage氏と彼の夢には限界があったのだろう。手広く網羅しようとした結果、未記入小切手を渡したSonyへ大きな負担を担わせた。

Edge Magazine: 50/100
Joystiq: 50/100
    ひとりの人間の成長を描いており、特殊な存在が自由を勝ち取る様が語られている。ムービー中だけでなくゲーム中にも声優を起用。本来はTV画面で主人公のジレンマや成長を楽しむ部分が興味持たれるが、本作では自身は幽霊ゲームの中の幽霊なだけであり、安い恐怖感を求められるシーンでのみ登場することになる。

Destructoid: 50/100
VideoGamer: 40/100
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


PS3をプラットフォームに、海外では10月8日に、日本では10月17日に発売されたアドベンチャータイトル『BEYOND: Two Souls』の海外レビューです。開発をQuantic Dreamが担当。同スタジオの創始者であり本作の監督のDavid Cage氏により描かれた、特殊な能力を持った主人公ジョディと彼女だけがコンタクトできる幽霊エイデンを軸に、ジョディ自身の数奇な人生を体験するストーリー。プレイヤーはジョディとエイデンを細かく切り替えながらストーリーを進めてゆきます。

『インセプション』や『JUNO』など多数の映画作品に出演し、演技力への評価も高い女優エレン・ペイジが本作の主人公のモデル。本作ではキャラクターモデルだけでなく、モーションキャプチャーや声優としても本作に携わっています。

海外レビューでは、メタスコアは72(レビュー数: 85)。海外サイトでは事前の評判、期待が高かったためか、評価が低めのサイトも散見されます。ストーリー性の浅さ、操作性の悪さなどが高い評価に繋がらなかった主な原因になっているようです。

しかしながら映像技術が高いのも本作の特徴のひとつであり、実際にキャラクターの眼球の動きなどを始めとしたキャラクターの挙動描写の技術は、各海外サイトの事前の期待に応えるものとして高く評価されています。

結果的にクローズアップするポイントによって大手サイト間でも評価を二分する形となりましたが、実際に本作をプレイすると、映画さながらのキャラクターの挙動、感動的なストーリーは一見の価値がある作品になっています。

《ハンゾウ@編集部》
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