この合意により、Valveは今後『DOTA』の商標を新作『DOTA 2』を含め商業的に使用することが可能となり、一方のBlizzardは、『DOTA』の名前を『Warcraft III』や『StarCraft II』のユーザーModコミュニティー内の非営利使用という形で維持していけるとのこと。
一方、『StarCraft II』の公式カスタムマップとしてリリース予定だった『Blizzard DOTA』は、『Blizzard All-Stars』に名称が変更となったことも同時に発表されています。
Blizzardの幹部Rob Pardo氏は、「最終的にファンは、自分の楽しみにしているゲームがプレイできるようになるのを願っているだけで、我々とValveはそのことを理解し、それに集中し続けられるのを助けるこの合意に至ったことに満足しています」とコメント。
Valveの代表Gabe Newell氏も、「誰の利益にもならないようなことで道から外れることなく、Blizzardと合意に至ったことはとても喜ばしいです。我々とBlizzardはファンが期待していることに注力し、それぞれのコミュニティーのために素晴らしいゲームを作って届けることを望んでいます」と述べています。(ソース: プレスリリース via Blue's News)
【関連記事】
『Dota 2』vs『Blizzard Dota』、BlizzardがDotaの商標を賭けValveを提訴
BlizzardがValveの『Dota 2』発表を疑問視…「理解出来ない」
L4Dや料理の鉄人を元ネタにした『StarCraft II』の公式カスタムマップが発表
Valveが『DOTA』を商標登録、公式発表の日は近い?
ValveがWC3の人気Mod『DotA』の制作者をスカウト、新プロジェクトに着手
Valve、『Dota 2』公式大会“The International 2012”の開催を発表
特集
PC アクセスランキング
-
「奇跡」と呼ばれたDRPG再び!『エルミナージュORIGINAL』日本語版がSteamに登場
-
大きな騒動となった『Escape From Tarkov』の「PvEモード」がEoD版ユーザーにも順次開放中
-
ピクセルアートオープンワールドRPG『Lair Of The Leviathan』日本語対応へ―日本ユーザーからの熱い視線に応える
-
シンプル操作で高速に“ぶっ壊れビルド”を楽しむドット絵ローグライク『Path of Achra』Steamで正式リリース―早期アクセス時点で“圧倒的に好評”
-
仮面の力で戦う原始部族サンドボックスサバクラ『Soulmask』日本語対応で6月18日早期アクセス開始―開催中のオープンベータ期間も延長
-
西部開拓時代の酒場経営シム『Saloon Simulator』プレイテスト参加者受付中―料理や酒を提供し、犯罪にも手を染めながら酒場再建
-
魂を賭けて悪魔とじゃんけんカードバトル『Cards with the Devil』無料リリース、ついでに友人の命も賭ける
-
配信しながらプレイ推奨!VTuberシム『バズってVTuber ゲームでいいから万バズしたい!』Steamストアページ公開―あなたは10日間でいくついいねを稼げる?!
-
賞品には全長3メートル「串刺し公、メスメル」等身大像も!『ELDEN RING』動画コンテストが開催。ただし参加資格は米国在住者のみ
-
『Hades II』日本語対応で突如早期アクセス配信開始!人気ローグライトACT続編、個性強めな神々とのふれあい再び