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『Dota 2』vs『Blizzard Dota』、BlizzardがDotaの商標を賭けValveを提訴

2010年10月、Valveより『Dota 2』が発表され、Blizzardが同社や『Warcraft III』コミュニティからDotaを取り上げてしまう行為だとコメントを表明していましたが、今回BlizzardがDota商標を巡りValveを提訴していたことが明らかとなりました。

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2010年10月、Valveより『Dota 2』が発表され、Blizzardが同社や『Warcraft III』コミュニティからDotaを取り上げてしまう行為だとコメントを表明していましたが、今回BlizzardがDota商標を巡りValveを昨年11月に提訴していたことが明らかとなりました。

Blizzard側の主張は、Dotaという名前は『Warcarft III』コミュニティやBlizzardの間で7年間以上使用されてきたものであり、それを商標としてValveが登録することは出来ないというもの。登録が許されるのであればBlizzardだけでなく、多くのファン団体やファンの製作物がBlizzardが認可したValveのものであると間違えて伝えられ、損害を受けると訴えています。

元はBlizzardの『Warcraft III』Modとして1ジャンルを築いた“Defense of the Ancients(DotA)”。そのMod開発者であるIceFrog氏がValveに入社し『Dota 2』を発表すると、これに対しBlizzard側が「理解出来ない」と遺憾の意を表明。またBlizzard側も『StarCraft II』のカスタムマップとして“Blizzard Dota”を2010年のBlizzConにて発表していました。

なおGabe氏の昨年の発言によれば『Dota 2』の発売は2012年中となっていますが、今回の裁判が開始されれば同ゲームの発売スケジュールにも何らかの影響が出ることになりそうです。
(ソース: NeoGAF via Kotaku)


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《ishigenn》
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