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海外レビューハイスコア『Withering Rooms』―ローグライクであり、ホラーであり、パズルアドベンチャーでもある

2024年4月5日発売『Withering Rooms』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『Withering Rooms』
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・Vandal: 86/100(PS5)

・Checkpoint Gaming: 80/100(PS5)

『Withering Rooms』はそのゲームプレイで素晴らしいホラーRPG体験を提供してくれる。あなたは恐ろしい夢から逃れようとする“か弱い少女”であり続けるが、反撃の道具が勇気を与え、アンデッドと戦わせる。戦略を練るのは純粋にやりがいがあり、戦闘に変化をもたらしてくれる。失敗に学び、死に痛みを感じれば、注意を払わずにはいられない。ストーリーにそれほどの説得力はなく、もっと上手く説明できる部分もある。しかし、やりがいを求めているのなら、『Withering Rooms』は見逃せないホラー体験だ。

・COGconnected: 80/100(PS5)

結局のところ、『Withering Rooms』の戦闘はいささかぎこちなく不格好だが、本作の良さを深刻に損なうほどではない。『Withering Rooms』はこのジャンルにおける最近のゲームのどれとも違って見える。設定は印象に残る幽霊モノ(haunting and haunted)だし、ローグライクとパズルとアクションのメカニズムの融合は変化に富んだプレイを保証している。ホラー要素を少なからず盛り込んだアクションゲームのファンにはたまらない選択肢だ。

・Hobby Consolas: 77/100(PS5)

いくつかの問題がプレイヤーを悩ませるかもしれないが、概ね申し分なく機能するアイデアを上手く組み合わせている。16ビット時代も含め、古き良きサバイバルホラーのファンに最適だ。

・PlayStation Universe: 75/100(PS5)

新しいものに挑戦するなら、いつでもインディーゲーム業界が頼りになる。『Withering Rooms』もその例外ではない。ホラーのシナリオにローグライクのシステムがよく考え抜かれて実装されており、素晴らしい組み合わせに仕上がっている。戦闘は起伏のある体験を提供してくれるが、魔法と近接攻撃のバランスは悪いままで、特に近接攻撃は時々卑怯な攻撃に苦しめられる。これまでの困難にもかかわらず、『Withering Rooms』はこのジャンルに独自のアイデアを付け加えており、幽霊モノのファンならぜひ買うべき作品となっている。

・GameSpew: 70/100(PS5)

ローグライクであり、ホラーであり、パズルアドベンチャーでもある。『Withering Rooms』のようなものは、これまでにプレイしたことがない。少々まとまりが悪く、戦闘はもっと良くできていて欲しかったが、どことなく繰り返しプレイしそうな気がする。


PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年4月5日に発売された『Withering Rooms』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPS5版が78点(総レビュー数6件)でした(PC版/Xbox Series X版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、コンセプトは高く評価されています。一方、戦闘については評価が分かれているようです。

本作は、自動生成される邸宅を舞台にした2.5DホラーアクションRPGです。プレイヤーは若き女性主人公として、毎晩姿を変えるヴィクトリアン様式の邸宅を探索します。物語はゴシックホラーと19世紀のSFを融合させたもので、ローグライク、ソウルライク、サバイバルホラーから着想を得たと謳っています。

『Withering Rooms』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。


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《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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