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タワーディフェンスとFPSの融合ACT『Outpost: Infinity Siege』を先行プレイ―カスタマイズや強化、探索など多彩な要素が魅力!ただしジャンル複合ゆえの難しい部分も

マルチプレイにも対応。人類を脅かす大量の機械兵器に立ち向かえ!

連載・特集 プレイレポート
タワーディフェンスとFPSの融合ACT『Outpost: Infinity Siege』を先行プレイ―カスタマイズや強化、探索など多彩な要素が魅力!ただしジャンル複合ゆえの難しい部分も
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Lightning Gamesは、Team Rangerの手がけるストラテジーアクションゲーム『Outpost: Infinity Siege』を、PC(Steam)向けに2024年3月27日リリースします。

本作は、タワーディフェンスとリアルタイムストラテジー、FPS要素を組み合わせた作品です。プレイヤーはカスタマイズ可能な自分だけの移動前線基地「アウトポスト」を指揮・改造しながら転戦を繰り返し、侵略を続ける恐るべき機械集団に立ち向かわなければなりません。

ローグライク的にさまざまなマップを探索して、アウトポスト強化のための資源やキャラクターのより強力な装備品を回収するサバイバル、押し寄せる敵を相手に戦い続けるエンドレスなどのゲームモードを搭載しています。また、オンラインで他のプレイヤーと協力しながらさまざまなミッションへと挑むことも可能です。

本稿では『Outpost: Infinity Siege』の先行プレイレポートをお届け。記事中のスクリーンショットは先行ビルド版のもので、製品版と異なる可能性があるのでご了承ください。なお、プレイおよびスクリーンショット撮影においては、Lightning Gamesから提供されたSteam版を使用しています。

圧倒的絶望は空から訪れる

本作の舞台は近未来、人類はメカノスという勢力によって続く侵略の脅威に立ち向かうための作戦【スターフォールプロジェクト】を遂行中のようです。物語はまず、プレイヤーが作戦に参加するミッションを通じて、基本操作を学ぶチュートリアルから始まります。

ゲーム内では単独で移動や戦闘を行うFPSモードと、施設での兵器や施設の建設・指示を行う指令モードに分かれています。プレイヤーと仲間たちは空から降り訪れる大量の敵と果敢に戦いますが、健闘むなしく圧倒的な物量によって作戦は失敗、基地は壊滅状態になってしまいます。

数年後、大きな被害を受けた人類は荒野に新たな拠点「フェニックス」を建設します。以降、プレイヤーは新任指揮官・フェーを主人公として操作してこの拠点から物資の回収ミッションに挑みます。初のミッションではマップの探索や、集めた物資の回収、脱出に向けた耐久戦など、アウトポストを用いた作戦の遊び方を学びます。

後にはミッションに他のキャラクターで出撃できるようになるものの、相当先なので、まずは彼の使い方を覚えよう

しかし、作戦遂行中にトラブルが発生してアウトポストのシステムがダウン。メカノスの軍勢が迫りくる中で、謎のサポートAIの助けを借りながらなんとかミッションを達成し、無事にアウトポストと物資を守り切ることに成功します。こうして、新たな人類の反撃の拠点から本作の物語はスタートしていきます。

アウトポストは防衛にも物資回収にも使える!

本作で最も重要な要素であるアウトポストは、ミッション時のプレイヤー拠点になる移動基地です。ミッションの主な目的は、ローグライク的にアウトポストと共に各エリアを移動しながらそこでの目的を果たし、最後にスタート地点へと舞い戻り、待ち受ける敵ウェーブをしのぎながらの拠点への物資回収を成功させることにあります。

ゲームの大半を占める探索エリアでは、複数地点がある対象マップ内でクエストアイテムを探し出し、アウトポストに持ち帰ることが大きな目的です。アウトポストには敵を迎撃する「砲台」や、プレイヤー/攻撃施設の弾薬を製造する「弾薬製造機」などの設備を事前の設計段階で備え付けておけますが、そのうえで更に臨時の設備として、さらなる砲台や侵略する敵を止めてダメージを与える「バリケード」などが建築可能です。

建築にはアウトポストの「資源」「電力」の2つのリソースが重要になります。資源は敵を倒したり、一部のオブジェクト取得で獲得できます。

とにかく弾薬が足りなくなるので弾薬製造機は必須です!

電力は探索中に発見した機械やドアの起動、資源になるオブジェクトの分解などに用いるほか、ミッションエリア移動にも使用する重要なリソース。電力が足りなくなれば、あとはどんなに不利な状況でも物資回収パートに移行し、拠点へと戻るべく戦闘を行うほかありません。

なのでミッションでは、電力をいかに節約するかを考えなくてはなりません。余った資源は電力に変換できますが、施設の建築や弾薬製造ができなくなる可能性もあるので気をつけましょう。

探索中に発見した素材や武器類、クラフトパーツなどのアイテム類は、臨時の倉庫に預けるか自分のインベントリに入れておけば、物資回収パートなどを経て拠点へと持ち帰ることができます。ただし物資回収パートの直前を除いては、エリアごとに一定の量しかアイテムを臨時の倉庫に送れないうえ、インベントリの広さも十分とは決して言えません。常にすべてのアイテムを持ち帰ろうとすることが正しいわけではないので、取捨選択することも重要です。

また、プレイヤーの主な銃器はコアと各アタッチメントから成り立っているモジュール構造です。そのうえで銃器でどのような攻撃が行えるか、その攻撃の特性などは「XEN」と呼ばれる強化パーツで決まります。さらに一本の銃器で複数の攻撃が切り替えられるので、例えばSMG的な連射弾と、スナイパー的な強力な弾、範囲攻撃弾を一本の武器で使い分けられます。ほかにもキャラスキルなど、戦闘では色々な戦い方も可能です。

タイヤを回収!貴重な資源です。
物資回収パートは、回収する物資の総価値でどれだけのウェーブを耐えないといけないかが決まるので、厳しそうなら取捨選択を

無事に全てのエリアで目標を入手、もしくは電力不足になった後は、スタート地点へと舞い戻り、最後の物資回収パートが待ち受けています。回収部隊を呼んだ結果、それを阻止しようと次々押し寄せてくるメカノスから、一定時間アウトポストを守りきらなければならないのです。これが本作における「タワーディフェンス」部分の主な要素です。回収終了後は脱出地点に向かえばミッションクリアとなります。

物資回収パート時には、探索エリアで発見したりエリアクリア報酬で得た援護ロボットなども活躍してくれます。なかにはプレイヤーが搭乗できるメックもありますよ!

ミッション中のエリアクリアで報酬も。そのミッション中だけの効果なので、積極的に頼ろう。ただし中には収入が増える代わりに敵が強くなるケースも…
メックの勇姿。強力ですが、しばらくはエリアクリアの報酬でしかお目にかかる機会はないかも…。ゲームが大きく進めば制限はあるものの任意で呼べるように
自動操縦だけでなく乗れますよ!

生き残るためにアウトポストを改修せよ!

拠点となる「フェニックス」には多くのNPCがおり、ミッションで集めた物資などでプレイヤーやアウトポストの強化や改造などが行えます。特に重要なのがアウトポスト用の研究です。新たな建築施設をアンロック・制作し、アウトポストに組み込むことで、次回出撃での大きな力となりえます。

アウトポストのカスタマイズでは、制作した砲塔などのパーツを組み込んだり、装甲板や階段を使って強固な要塞を作り上げたり、色を変えて自分だけのオシャレ拠点にしたりなど、さまざまなカスタマイズができます。自慢のアウトポスト向けのフォトモードも用意されています。

本作は基本的にアウトポストを中心としたミッションや戦闘になるので、いかにして強化していくのかを考えなければなりません。出撃できる各地には素材だけでなく設計図なども隠されています。クリアしたエリアへの再出撃もできるので、必要なアイテム集めにも活用しましょう。

ストーリーが進めばより多くの研究や施設、ゲーム要素も登場するほか、フェー以外のオペレーターや多彩な装備が使用可能になっていきます。反面、装備の全ロストをはじめとして、ミッション失敗やキャラクター死亡時のペナルティが非常に大きい作品であることも開発よりアナウンスされています。

厳しいミッションに挑む際はアウトポストや装備を強化する、フレンドとマルチプレイに挑むなど、入念な準備をして生き残らなければなりません。ミッション中にくまなく探索することも重要です。持ち帰ったクエストアイテムや換金アイテムは最初期でも倉庫から売ることが可能ですが、なるべく取っておくことをオススメしておきます。

また、フレンドとプレイする際は問題ないものの、本作のパブリックなマルチプレイの検索はゲームが相応に進んでからの開放となりますのでご注意ください。

オブジェクトを使うギミックもあります。

『Outpost: Infinity Siege』はFPSだけでなく、ルーターシューターとしてのキャラクターの装備強化、タワーディフェンスとしてのアウトポストの研究や増築と物資回収パートでの臨時陣地設営、現代のローグライクゲームや脱出シューター的なエリア探索やアイテム集めなど、さまざまなゲーム要素が複合しています。

圧倒的な物量で押し寄せてくる敵を撃退するという、タワーディフェンスの爽快感は本作の大きな醍醐味。プレイを重ねるごとにアンロックされるものも多く、プレイヤーごとのスタイルに合わせた多彩なカスタマイズを楽しめます。

ただし、タワーディフェンスなのに敵の進行方向が分かりづらい、使い道のわからないアイテムがあるなど、一部の要素で少し説明不足に感じることは否めません(先行ビルドということもありますが……)。ゲームの性質上、どうしても複雑になってしまうのは仕方ないのですが、失敗時のペナルティの大きい作品ではあるので、ゲーム初期から使えるなんらかの措置やフォローが製品版で追加されることを望みます。



TD&RTS&FPSの複合作品!やや難しい部分はあるものの豊富なカスタマイズ要素が魅力スパ!


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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