海外レビューひとまとめ『魂斗羅 オペレーション ガルガ』―楽しいジェットコースターでもすぐに最後まで終わってしまう | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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海外レビューひとまとめ『魂斗羅 オペレーション ガルガ』―楽しいジェットコースターでもすぐに最後まで終わってしまう

2024年3月12日発売『魂斗羅 オペレーション ガルガ』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『魂斗羅 オペレーション ガルガ』
  • 『魂斗羅 オペレーション ガルガ』
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・God is a Geek: 85/100(PC)

・Push Square: 80/100(PS5)

本作のストーリーモードは全体的に短いが、ありがたいことにアーケードモードとチャレンジモードがあり、リプレイ性は高い。特に、チャレンジモードはその目玉で、巧妙な足場移動やステージを平和主義的に走るといった、銃を撃ちまくるためのミニチャレンジを小出しにしてくれる。全体的に見て、本作は間違いなく長年のシリーズの中で最高のゲームであり、クラシックゲームのファンなら見逃したくない作品だろう。

・Noisy Pixel: 80/100(PC)

・GameSpew: 80/100(PS5)

『魂斗羅 オペレーション ガルガ』は『魂斗羅』のファンにとっても、ラン&ガン系シューター全般のファンにとっても楽しめる作品だ。パークシステムと複数ある難易度のおかげで、このジャンルで一番親しみやすい入門作品の一つとなっている。最初から最後まで徹底して銃を撃ちまくる『魂斗羅 オペレーション ガルガ』のキャンペーンは比較的短めかもしれないが、追加のモードや豊富なアンロック要素があり、アーケードを何時間でも楽しめる。

・Wccftech: 75/100(PC)

優れたステージデザインとやりがいのあるゲームプレイを持ち、古典的な約束事にひねりを加えた『魂斗羅 オペレーション ガルガ』は、これまでに作られたアーケードゲームの中で最も愛されているゲームの一つを魅力的に再解釈している。しかし、その長所にもかかわらず、本作のキャンペーンの短さ、限られたコンテンツ量、オンラインマルチプレイの欠如は、特にその価格を考慮すると一部のプレイヤーを躊躇させるかもしれない。追加キャラクターやチャレンジモードが含まれていることで多少バリエーションは増えているものの、それは8つのステージを何度もクリアした後でゲームをプレイし続ける良い理由になっていない。

・Everyeye.it: 70/100(PC)

過去の自分を化石にすることは時として逆効果になりかねず、その長所と短所を受け継ぐリスクは大きい。『魂斗羅 オペレーション ガルガ』のステージデザインは必ずしもワクワクするものではないし、この体験の背後にある芸術的演出にも同じことを感じる。しかし、本作はシリーズを懐かしむ人にウインクを送っており、そうした人がガルガ諸島のあちこちにあるミッションに安心して立ち向かうのには差し支えないだろう。間違いなく長年のファンを楽しませることができる。

・IGN: 60/100(PC)

『魂斗羅 オペレーション ガルガ』は、ラン&ガン系のアーケードゲームをわずかに現代風にしたものという私の期待に応えてくれたが、それを超えることはほとんどなかった。全8ステージは私の『魂斗羅』への郷愁にしっかり訴えかける仕事をしてくれるし、武器のアップグレードやオーバーロードシステムといった戦闘への小さな調整は、それ以外の点では極めて原作に忠実な約束事に待望の新アイデアをいくつか加えている。しかし、やることはわずか数時間分しかなく、驚きもほとんどないため、ジェットコースターはすぐに止まってしまい、急降下や宙返りをたくさん楽しむことはできない。

・IGN Deutschland: 60/100(PS5)

『魂斗羅 オペレーション ガルガ』はなによりも郷愁を印象付けようとしているが、それで新鮮味に乏しいグラフィックや時折イライラさせられる衝突判定を覆い隠すことはできない。4人協力プレイは大いに楽しめるとはいえ、今ではインディーゲームのオマージュ作品がこのアーケードの先人を追い越してしまった。

・GameSpot: 60/100(PC)

・TheSixthAxis: 50/100(PS5)


PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2024年3月12日に発売された『魂斗羅 オペレーション ガルガ』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が68点(総レビュー数10件)、PS5版が70点(総レビュー数10件)でした(PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、古典作品のリメイクとしては高く評価されていますが、ボリュームについては評価が分かれているようです。

本作は、80年代のラン&ガン系アクションゲームである初代『魂斗羅』をベースにしたリメイク作品です。プレイヤーは海兵隊の最強部隊・魂斗羅を操作し、人類滅亡を企む謎のテロリスト集団に立ち向かいます。原作にはなかった敵やステージ、新システムが追加され、最大4人の協力プレイなど複数のモードを搭載しています。

Game*Sparkではこれまでに開発者インタビューと体験版のプレイレポを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。



『魂斗羅 オペレーション ガルガ』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。


PlayStation 5(CFI-2000A01)
¥66,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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