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海外レビューハイスコア『WWE 2K24』―フルプライスでの購入を正当化するのに苦労するかもしれないが、入場料分の価値がある

2024年3月8日発売『WWE 2K24』の海外レビューをお届けします。

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『WWE 2K24』
  • 『WWE 2K24』
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・God is a Geek: 90/100(PS5)

・The Games Machine: 89/100(Xbox Series X)

時が経つにつれ、前作よりも大きく優れたゲームを年に一つ制作することは、ますます難しくコストがかかるようになった。それゆえ、『WWE 2K24』が採用した方針は理にかなっている。各モードにまたがる体験を総合的に改善する数多くの小さな調整と、各部門に散らばる適度な量の追加要素。レッスルマニアXLのお祝い以上の価値がある。

・CGMagazine: 85/100(Xbox Series X)

・Hey Poor Player: 80/100(PS5)

『WWE 2K24』は、この長く続くスポーツ・エンターテインメント・シリーズに加わるに値する作品だ。デベロッパーはプレイヤーの悲痛な叫びに耳を傾け、その方式に調整を加えて、画期的ではないが念入りに改善されたものを作る良い仕事をした。シングルプレイ用の関節技は膨大にあり、オンラインモードに手を出して予想通り豊富なコミュニティ作品が現れる前でも楽しめる。『WWE 2K24』はその物語を完結させておらず、まだいくつかの楽しい新章を追加している。

・IGN: 80/100(PS5)

劇的な違いはないものの、『WWE 2K24』はほぼあらゆる面で改善されており、大きなリスクを冒す代わりに、十分テストされたシステムやモードに対する小さくてもスマートな追加要素を売り込んでいる。

・Screen Rant: 80/100(PS5)

『WWE 2K24』はここ数年間で最高のプロレスゲームだ。完璧ではないし、またしてもスポーツゲームの略奪的なビジネスモデルが顕在化して、それ以外の点では素晴らしいゲームを台無しにしているが、ここにはプロレスファンにとって楽しいものがたくさんある。

・Guardian: 80/100(PS5)

スポーツのシリーズ作品が従うべき寓話がここにある。(2020年にWWEが行ったように)1年休むことは良いこともあるのだ。笑ってしまうほど詳細なキャラクター・クリエイターから、ジャーマン・スープレックスの管理という大事件に至るまで、『WWE 2K24』は成功を収めている。

・Pure Xbox: 80/100(Xbox Series X)

『WWE 2K24』は間違いなくXbox史上最高のプロレスゲームの一つだが、どんな大型改革よりも段階的なアップグレードを優先するゲームでもある。そのため、カジュアルなファンはフルプライスでの購入を正当化するのに苦労するかもしれない。しかし、熱心な「マーク」としては、新たなマイライズ・ストーリー、マイGMの見事な改善、ノスタルジー主導のショーケース・モード、追加された試合形式、様々なゲームプレイ調整は、どれも入場料分の価値があると思う。

訳注:マーク(mark)は、プロレスを真剣勝負であると信じるファンを指す隠語。

・PC Games: 70/100(PS5)

・But Why Tho?: 60/100(Xbox Series X)


PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2024年3月8日に発売された『WWE 2K24』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPS5版が82点(総レビュー数44件)、Xbox Series X版が83点(総レビュー数19件)でした(PC/PS4/Xbox One版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、堅実な改善が高く評価されています。一方、大きな変化がない点では評価が分かれているようです。

本作は、海外プロレス団体「WWE」の公式ビデオゲームシリーズ最新作です。今作では、毎年行われているWWE最大のイベント「レッスルマニア」の40周年に着目し、40年の歴史に残る印象的な試合の数々を追体験できます。

『WWE 2K24』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中です。

《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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