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海外レビューハイスコア『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』―『LoL』世界が「ほのぼのゲーム」に向いているなんて、誰が思っただろうか

2024年2月22日発売予定『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』
  • 『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』
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・Try Hard Guides: 100/100(PC)

『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』はファンタジックなヨードルの故郷の本質を捉え、心地よくもほろ苦い体験を届けてくれる。Riot Forge閉鎖前の最後の作品である本作は、同スタジオの天才的な共同作業とLazy Bear Gamesの創造性と巧みなゲームデザインの証である。本作はプレイヤーにルーンテラ世界を舞台にしたスピンオフ作品への別れを、少なくとも当面の間は、告げることになるだろう。

・App Trigger: 95/100(PC)

・DualShockers: 90/100(PC)

・IGN Spain: 90/100(PC)

ルーンテラは、しばしば戦争と対立によって定義される世界である。『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、このような定義や他のRiot Forgeのゲームで行われてきたことから離れ、ヨードルと一緒にくつろいだり、パーティを企画して友情の力でコミュニティの絆を再構築したりするのを助けてくれる。ちょっとした音楽と料理があれば、すべての問題は解決するのだ。

・God is a Geek: 90/100(PC)

・But Why Tho?: 85/100(PC)

『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、美しい世界、愉快なキャラクター、膨大だが楽しいクラフト体験を、自分自身を疑ったことのある人なら誰でも共感できるストーリーに結びつけている。

・Eurogamer Germany: 80/100(PC)

・Digital Chumps: 78/100(PC)

『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、『スターデュー バレー』や『どうぶつの森』といった現代の人気シミュレーション作品を模倣する形で、ヨードルたちの生活ぶりを解明している。プレイはより直線的で、誘導的で、単純化されているものの、素晴らしいピクセルアートとサウンドトラックのおかげで本作は可愛らしく表現され、不思議に満ちあふれている。

・Noisy Pixel: 75/100(PC)

・Everyeye.it: 75/100(PC)

『リーグ・オブ・レジェンド』の世界が「ほのぼのゲーム(cozy game)」に向いているなんて、誰が思っただろうか。しかし、『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、あまり心を疲弊させたくないゲーム愛好者にとっては、実によくできている。心を落ち着かせ、リラックスさせる本作の力は申し分ない。その力はパステル調のグラフィックと明るいテクスチャの組み合わせによるものだが、実のところ申し分なさ過ぎるのかもしれない。一方で、資源収集、クラフト、装飾のスキル向上というプレイのループは堅実で変化に富み、オブジェクト、ツール、アクセサリーをアンロックして作成可能だ。すべてが本質的な芸術的演出で飾られており、まるで頭を冷やすというジャンルの「特注品」のように見える。要するに、『リーグ・オブ・レジェンド』のオンラインセッションでちょっと興奮しすぎたときは、本作をプレイして少し落ち着くのが理想的ってことだ。

・GGRecon: 70/100(PC)

・COGconnected: 70/100(PC)

・Areajugones: 65/100(PC)

『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、ルーンテラで最も愛らしい種族であるヨードルの世界を興味深くのぞき見させてくれる。Riot ForgeがLazy Bear Gamesと共同開発したこの最新作では、単純ではあるが魅力的なストーリーが展開される。しかし、プレイを評価するのは少々難しい。若干単調だからだろうか。それとも、単に魅力を見落としているのだろうか。ありふれたお使いクエストや退屈な徒歩での移動といった欠点はあるものの、その体験は活気あるゲーム世界と魅力的なキャラクターによってなんとか救われている。

・CGMagazine: 65/100(PC)

一見、カジュアルゲーマー向けに販売されているように見えるが、『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』のほのぼのしたピクセルアートスタイルと心地よいサウンドトラックの裏側には、このジャンルや原作の一番熱心なファンだけが最も楽しめる、複雑で作業プレイ的なクラフトRPGが存在する。

・Screen Rant: 60/100(PC)

・RPG Site: 50/100(PC)

・Dot Esports: 50/100(PC)


PC(Steam/GOG.COM/Epic Games ストア)/ニンテンドースイッチ向けに2月22日に発売を控えた『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアはPC版が76点(総レビュー数19件)でした(ニンテンドースイッチ版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、ほのぼのした世界観やピクセルアート、サウンドトラックは高く評価されていますが、ストーリーやクラフト部分で評価が分かれているようです。

本作は、MOBAとして評価の高い『リーグ・オブ・レジェンド』に登場する一種族「ヨードル」を主人公にしたクラフトRPGです。舞台はヨードルたちの故郷バンドルシティ。数々の謎を解き明かしていく過程では、『リーグ・オブ・レジェンド』のチャンピオンたちを味方につけることもできるようです。

また、『リーグ・オブ・レジェンド』の開発元であるライアットゲームズのパブリッシング部門Riot Forgeの閉鎖に伴い、本作が同部門最後の作品となります。

『バンドルテイル:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』は、PC(Steam/GOG.COM/Epic Games ストア)/ニンテンドースイッチ向けに2月22日に発売予定です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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