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【特集】アイツもコイツも30周年!? 2024年に重大発表が“あるかもしれない”ゲームを今のうちに予習しよう

史上最大の親子喧嘩からもう30年……

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【特集】アイツもコイツも30周年!? 2024年に重大発表が“あるかもしれない”ゲームを今のうちに予習しよう
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1994年、平成6年……英仏海峡トンネルが開通し、ネルソン・マンデラが大統領となり、映画「ショーシャンクの空に」や「パルプ・フィクション」が上映された年です。ゲーム業界的には、12月4日に初代プレイステーションが発売されたことも話題になりました。

そこで、この2024年に30周年となる記念すべきタイトルを取り上げてみたいと思います。激動のゲーム業界を30年間も生き延びたタイトル、もしくは長らく新作が発表されていないながらも今年こそ動き出しそうなタイトルを見てみましょう。


1.宿命の親子喧嘩もついに決着……『鉄拳』シリーズ

3D格闘ゲームの雄、『鉄拳』は1994年12月にアーケードで稼働し始めます。まだゲームセンターでは『バーチャファイター2』が人気を誇る中、色物キャラや空中コンボといったフィーチャーで徐々に人気を博していきました。

最新作『鉄拳8』は2024年1月26日に発売が決まっており、30周年に向けて様々なイベントが催される可能性は高いでしょう。メディア向けの先行プレイ&インタビューの記事も掲載していますので、早めにチェックしておきたい人はこちらもご覧ください。


三島一八と平八の親子喧嘩にも決着がつき、戦いは次の局面へと移り変わりつつあります。負けた国が亡ぶという異常な取り決めで行われるThe King of Iron Fist Tournamentは、果たしてどんな決着を見せるのでしょうか……!?

2.デジタルゴリラもウホウホしてたら30年!? 『スーパードンキーコング』シリーズ

レア社が開発したSFC向けソフト『スーパードンキーコング』も1994年が初出です。デビッド・ワイズの曲はいまだに聴いているという人も多いのではないでしょうか。

SFC円熟期に登場した『スーパードンキーコング』は、SFC世代としては最高峰のグラフィックを見せつけ、ゲーマーたちの度肝を抜きました。ほどよい難易度とバラエティ豊かなステージがたまりませんね。

最新作は、任天堂の子会社であるレトロスタジオから『スーパードンキーコング トロピカルフリーズ』のスイッチ版リマスターになります。同社は『メトロイドプライム4』をアナウンスして音沙汰ナシの状態なので、これはちょっと望み薄かも……?

3.死にゲーの旗手も、最初の一手は94年だった……『キングスフィールド』シリーズ

1986年に創業し、ビジネスアプリケーション開発をしていたフロム・ソフトウェアが、ビデオゲーム業界へ参入した一発目のタイトルが『キングスフィールド』でした。

当時はヒロイックなコマンドバトルRPGが主流な中、一人称視点で暗い地下墓所に潜り、眼前に襲い掛かってくる骸骨たちを薙ぎ払うリアルタイムのアクションRPGがウリの本作。『ELDEN RING』まで通ずるダークな世界観や、硬派な難易度はこの時点で見られます。ムーンライトソードも、この頃からありますよ!

まだ『アーマードコア』も『デモンズソウル』も生まれていない時代のフロム・ソフトウェアであり、今『キングスフィールド』を遊ぼうとするとハードを揃えるところからになってしまいますが、30周年を記念して、リマスター等々の展開はあるのでしょうか? 気になりますね。

4.あなたのせいで、死体が増える……『かまいたちの夜』シリーズ

チュンソフトが送り出したSFC向けサウンドノベル『かまいたちの夜』も30周年です。同時期に『不思議のダンジョン』シリーズを世に送り出し、「ローグライク」という概念を日本人に浸透させた立役者ですが、サウンドノベルにおいても重要な作品を出していたわけです。当時、『殺戮に至る病』で鮮烈なデビューを果たした我孫子武丸氏のシナリオも話題になりました。

選択肢をミスってどんどん事件が悲惨になっていくのに慌てたのももう30年前……昨今は和洋問わず実写取り込みADVの機運も高まっていますし、このあたりでもう一度復活ということも考えられるかも?

5.フルカウンターで駆け抜けろ! 猛スピードで走る最高のレース体験『リッジレーサー』シリーズ

NAMCOが発売したPS向けのソフト『リッジレーサー』も1994年発売です(厳密にはアーケード版は1993年稼働開始)。

浮遊感のある猛スピードのドリフトや、(今でこそカクカクして見えるけれど)エッジの効いたカッコいいテクスチャなど、当時の若者には刺激的な要素がたくさん詰まった最先端のレースゲームでした。スピードメーターにアホみたいな数字が表示されるので、思わず笑ってしまうんですよね。

国内では『リッジレーサー7』、海外では『Ridge Racer Unbounded』が最後の作品であり、どちらもPS3世代で、もう10年以上は止まっています。バンダイナムコさん……『鉄拳8』で忙しいかもしれませんが、こっちもひとつどうでしょうか?


以上、「アイツもコイツも30周年!?」でした。やはりあの時代はナムコの新規IPが目立つ印象がありますね。皆さんは他にどんなゲームを期待していますか? 是非、コメントでお聞かせください!



《各務都心》

各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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