チラズアート(Chilla's Art)は、ホラー『自撮(Jisatsu)』をWindows向けに発売しました。
2023年5本目はモキュメンタリーホラー
本作は日本の映画にインスパイアされた1人称視点のホラー。ビデオカメラで撮影している様なグラフィックとなっており、モキュメンタリー(ドキュメンタリー映像風のフィクション)であるとされています。
本作を手掛けたチラズアートはボリュームは小さいながらも低価格でインパクトのあるホラーゲームを次々とリリースしてきたデベロッパー。2022年はそのペースを落として2本のリリースでしたが、2023年は前作『誘拐事件』までで4本をリリースしそのペースを取り戻していました。そして11月末には2023年中にもう1本リリースすると予告がされていましたが、その予告通りにこの度の『自撮』がリリースされたということになります。
ビデオ映像風の演出が恐怖を増幅
上司に指示された主人公が肝試し風の映像を撮りに廃墟を訪れるところから始まる本作ですが、上述したようにビデオカメラで撮影した様なグラフィックとなっていることが特徴。視線移動に少し遅れて動くようなその独特なカメラ挙動が、もどかしさとなって恐怖を増幅しています。
また過去作でも音による恐怖演出をしてきたチラズアートですが、本作でもヘッドホンでのプレイが推奨されており音でも怖がらせてくれそうです。
『自撮』はWindows向けにSteamにて700円(12月23日まで630円)で販売中です。