世界各国の『リーグ・オブ・レジェンド』強豪プロプレイヤーが韓国・ソウルに集い、国際大会「2018 League of Legends World Championship(Worlds)」が幕を開けました。本稿では、第8回目となるこの大会の様子をご紹介。会場の様子とDetonatioN FocusMeの姿をお届けします。
選手との距離感がスゴい!「試合」はファンの目の前にある
今年の「Worlds」の会場は韓国ソウルでオープンしたばかりの施設「LoL Park」。その名の通り、ライアットゲームズが作り上げた『LoL』のための空間です。楕円形のオープンブースアリーナ「LCK ARENA」は400席/最大500人が収容可能なスペースで、巨大スクリーンに映される試合はもちろん、選手の姿も間近で観戦することもできます。
今回の選手ブースはボックス式でなく、壁の隔たりもありません。もちろん選手たちはヘッドセットをしているのですが、「がんばれ!」と声を上げれば直に伝わるのではと思えるほどに間近に感じられます。プレイインステージとは言え、「世界大会」という大舞台をこの距離感で味わえるのは嬉しいところです。
過去の『LoL』競技イベントでもさまざまな工夫が凝らされていましたが、今回の「Worlds」プレイインステージの魅力の源はやはり「距離」にあると言えます。カメラ越しではありますが、選手の指の動きすら見える近さには興奮を覚えます。
正直に言えば、今回の会場規模は「見渡す限りに広がる巨大なe-Sports空間!」とは語れません。実際のスポーツで言えば「野球」や「サッカー」ではなく、「ボクシング」などに近い感覚でしょうか。リングに立つ選手を見守り、激しい戦いが起こるたびについ絶叫してしまうような熱さを会場全体で共有する……実際、視線の先は小さなリングではなく「サモナーズリフト」にあるのですが、そのスケール感も『LoL』ならではの面白さと言えます。
関連施設も充実。24時間オープンのPC Bang、カフェスペースも
「LoL Park」は「ライアットPCカフェ(Riot PC Bang)」を併設。正式オープン日は未定ですが、試合観戦後の熱が冷めきらず、すぐさま『LoL』を遊びたくなってしまったファン達の姿が目に浮かびます。ちなみに24時間利用可能で使用料は1時間あたり約150円。もちろんゲーミングギア完備で、5人チームで参加できるような座席配置です。
『LoL』ユニバースに登場する「ビルジウォーター」をモチーフにしたスペース「カフェビルジウォーター(Cafe Bilgewater)」は、一息つけるコミュニケーションスペースといったところ。物販コーナーはファン達が殺到し、試合が終わったあとの休憩時間の度に盛況していました。
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