米ロサンゼルスで開催されたゲーム見本市E3にて、Betehsdaの新作シューター『RAGE 2』がプレイアブル出展されていました。Game*Sparkとインサイド編集部はメディア向けの試遊台でプレイすることができましたので、ハンズオンをお届けします。
『RAGE』は、2011年に発売された、『DOOM』のid Softwareが開発するオープンワールド風FPSタイトル。荒廃した世界を舞台に鉄と錆にまみれたビークルを駆り、人間やミュータントを容赦なく血祭りに上げていく世界観に、多くのゲーマーが引き込まれました。満を辞して登場となる『RAGE 2』も、広大なフィールドにビークル、アドベンチャーのようなキャラクターの強化要素だけでなく、強力な近接スキル攻撃など、前作をはるかに上回るものに仕上がりつつあるようです。
デモはPC版で用意されており、Xbox Oneコントローラでのプレイ。Bethesdaのカンファレンスでも公開された敵のモヒカン軍団のアジトに攻め込むシークエンスからスタートです。攻撃として用意されているアクションは、エイムダウンサイトありの銃での攻撃と右スティック押し込みによる近接攻撃、RBでグレネードなどのサブウェポン、LB&Y or Aボタンで繰り出せる2種類の近接特殊スキル。敵をキルしていくことでゲージが溜まり、MAXの状態でLB&RB同時に押すと「オーバードライブ」が発動します。「オーバードライブ」は、一定時間だけプレイヤーの速度や攻撃力が大幅にパワーアップする能力で、硬いアーマーを着た敵でも数発で体をバラバラにするほど強力です。
本作の魅力の一つとしてあげられるのは、id Softwareらしい容赦のないゴア描写。敵は基本的にアーマーを着ているので、弾を何発か当ててアーマーを剥がさないと倒すことができません。アーマーが全て弾け飛んだら、次に弾け飛ぶのは敵の頭、そして四肢。それは男女の敵ともに一切の容赦がありません。オーバードライブ状態であれば、辺り一面が敵の体だったものが四散しているほど。
デモ版で使用できたメイン武器は、アサルトライフル、ショットガン、ハンドガンの三種。サブウエポンは、基本装備のグレネードと(映画プレデターの手裏剣のような)ブーメラン。特にブーメラン攻撃は、敵をロックしておけば、オブジェクトの裏まで回り込んで隠れている敵を倒すことができ、非常に使い勝手がよかったです。
本デモでは広大なフィールドやビークルを確認することはできませんでしたが、id Softwareらしいしっかりと作り込まれたシューターになっていました。敵をバラバラになるまで戦うスタイルは、日頃溜まった鬱憤を晴らすには最適なゲームになるかもしれません。
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