気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Claudiu Kiss氏とThe Irregular Corporation開発、PC向けに3月28日より早期アクセスがスタートしたPC自作シミュレーション『PC Building Simulator』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、PC上でPCの自作が楽しめるシミュレーター。現実では手の届かないような高価なパーツを手に入れ、夢のマシンを製作したり、客からの依頼に答える形でPCの診断、修理をするモードなどが搭載されています。様々なPCパーツメーカーとコラボレーションしており、実際市場に出回っているPCパーツも多数登場。
『PC Building Simulator』は2,050円(4月4日まではセールで1,845円)で配信中。
注意:本作のプレイにはPCが必要です。
――まずは自己紹介をお願いします。
Stuart Morton氏(以下Morton氏):こんにちは、Stuart Mortonと申します。The Irregular Corporationでプロデューサーを務めており、『PC Building Simulator』を共同開発しています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Morton氏:昨年、本作のプロトタイプを開発したClaudiu Kiss氏と一緒に開発を開始しました。PCを自作することに熱狂的な方たちにも楽しんでいただけるようなものを目指し、開発しています。
――本作の特徴を教えてください。
Morton氏:プロトタイプは、人々がPCを自作することを学ぶツールであったのと同時に、実在しないPCパーツを使ってどう動くのか楽しむものでした。私たちはこれら両方を拡張し、フルリリースしようと思ったのです。また、本作を本格的なシミュレーターにするため、実在するPCパーツメーカーを採用することは必然だと思いました!
――本作が影響を受けたものはありますか?
Morton氏:3DのPC自作シミュレーターというもので、ちゃんとしたものは他にありませんでした。ただ、私たちは『Car Mechanic Simulator(注:自動車整備シミュレーター)』のようなゲームの大ファンです。開発チームは現実世界の趣味をシミュレーションすることを目指して開発していますので、現実世界での様々な趣味がインスピレーションの源になっていると言えるでしょう。
――日本語対応予定ということですが、いつ頃になりますか?
Morton氏:数週間以内に行う予定です。現在翻訳作業を進めています。
――PC以外へのプラットフォーム展開は考えていますか?
Morton氏:現時点では他機種への展開は計画にありません。しかし早期アクセス終了後、どのような選択肢があるのか模索していくことになるでしょう。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Morton氏:『PC Building Simulator』が日本語に対応し、皆さんが本作を最高の状態でプレイすることができるようになるということで、私たちも楽しみにしています!本作を楽しんでいただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
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