【プレイレポ】『ニーア オートマタ』伏線から漂う“違和感”とアクションの“爽快感”を堪能…なぜ「感情を持つことは禁じられている」のか 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【プレイレポ】『ニーア オートマタ』伏線から漂う“違和感”とアクションの“爽快感”を堪能…なぜ「感情を持つことは禁じられている」のか

感情を持つことは禁じられている――主人公「2B」が物語の冒頭に放った言葉です。

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【プレイレポ】『ニーア オートマタ』伏線から漂う“違和感”とアクションの“爽快感”を堪能…なぜ「感情を持つことは禁じられている」のか
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◆まるで踊っているような爽快アクション



ここからはバトルの話。世界に対する違和感、そして「機械生命体」に対する罪悪感――を抱きながら人類のため戦うわけですが、そんな感覚なんて忘れてしまうほど『ニーア オートマタ』のアクションはよく出来ています。「機械生命体」には大変申し訳ないのですが、見つけた瞬間にボコボコにしたくなるのです。その魅力を順に説明していきましょう。

まずは武器を2つ装備できること。近接攻撃は□ボタンのスピードアタックと△ボタンのヘビーアタックという2種類があり、それぞれに武器を設定可能です。例えば「小型剣」「大型剣」という2つのカテゴリーがあるだけで「小型剣×大型剣」「大型剣×小型剣」「小型剣×小型剣」「大型剣×大型剣」というバリエーションが生まれ、それぞれの組み合わせによってアクションが変化。武器カテゴリーは他にも「槍」や「格闘武器」があります。しかも武器セットは最大で2つまで設定でき、それを瞬時に切り替え可能なので、アクションの幅はかなり広いのです。


そして回避が万能ということ。一般的なアクションゲームの回避は文字通り“攻撃を回避”するものであり、当然本作でもその役割は変わらず、ジャスト回避からの専用攻撃も用意されていますが、個人的には“攻撃モーションのキャンセル”や“高速移動”といった役割の方が強いと感じました。コンボの手数は組み合わせた武器セットによって異なりますが、基本的にどんなコンボでも回避でモーションをキャンセルすることができ、そこからまた攻撃に繋げることができるのです。これが凄く気持ちいい。特に敵は“機械”ですので、固く、吹っ飛びにくく、数が沢山いる――という特性があり、これらが爽快感を引き立ててくれます。


また60fpsで描画される滑らかなモーションにも注目。ハイスピードでありながらも、動きの始まりから終わりまで、一つひとつのモーションが丁寧に作られています。例えば槍カテゴリーの武器では、コンボ中に石突を爪先でカンッと蹴り上げるモーションが挟み込まれているなど、武器ごとのツボを確りと押さえた動きになっていました。そして戦っている姿はまるで踊っているようで、見ているだけで楽しくなります。

文字や画像だけだと難しいように感じられるかもしれませんが、実際にやっていることは□ボタンと△ボタンを連打しているだけ。それも何となく連打しているだけでそれっぽい動きになり、そこに回避を何となく入れると、さらにそれっぽい動きになりますので、アクションゲームが苦手な方でもご安心を。本作はあくまでもアクション“RPG”です。

◆遊びの自由度が広がるプラグイン・チップ



「プラグイン・チップ」とはいわゆるスキルのこと。「2B」たちはアンドロイドですので、ストレージ容量という概念があり、そこにチップ状のプラグインを挿していけばパワーアップしていくのです。面白いのがそのバリエーション。単純なパラメーターアップはもちろん、自動的にHPが回復する「オートHP回復」、敵を倒した時にHPが回復する「撃破HP回復」、ダメージを受けた後○秒無敵になる「連続ダメージ防止」、武器による攻撃時に衝撃波を発生させる「衝撃波」(いわゆる飛ぶ斬撃)、ジャスト回避後○秒間世界がスローになる「オーバークロック」、HPが○%以上の時に敵から攻撃を受けてもひるまない「耐衝撃制御」など、バトルに関するチップだけでも多種多様で、プレイヤーの手によって様々な組み合わせが誕生しそうです。

チップの組み合わせは最大で3パターンまで設定可能で、足が速くなる「移動速度UP」やミニマップに周辺のアイテムを表示させる「アイテムスキャン」といったものまであるため、例えば「雑魚用」「ボス用」「探索用」という3つのパターンを設定し、状況に合わせて瞬時に付け替えることもできます。
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