●Time: 100/100
- オンライン接続の要件を受け入れることができるなら（公平のために言うと、個人的にはほとんど受け入れていた）、そのゲーム性は概ね素晴らしいものと言える。『スーパーマリオラン』は、私の想定外のやり方でキャラクターが持つ可能性をアプローチしていた。そして忘れてほしくないのは、任天堂が他社製ハードウェアを上手く扱っているということ。どんな人間なら。誰が知らない人の家の中を全速力で散策することが出来るだろう？そう言える取り組みを、未だに見たことがなかったことを思い出させてくれた。
●Nintendo Life: 80/100
●USgamer: 80/100
●GamesRadar+: 80/100
- 『スーパーマリオラン』の出来は目覚ましいもので、任天堂にとってモバイルゲーミングへのスマートな第一歩となった。しかしながら高難度な“トゲ”はカジュアルゲーマーを苛立たせるものになるかもしれない。
- 『スーパーマリオラン』は、常に再プレイしたくなるような強烈な魅力を持つ、美しいゲームデザインが施されたプラットフォーマー。メインキャンペーン終了後は、リプレイ可能な中毒性の高いステージでコインをすべて集めるために奔走させられた。“王国づくり”と“キノピオラリー”はゲームの目標に向けたモチベーションを維持させるための要素で、キノコ王国への戦利品に投資することもできた。今作は決して最高の『スーパーマリオ』ゲームではないが、『マリオ』フランチャイズの楽しみのコア部分と魅力を、スマートかつ片手のみで体験できるゲームだ。
●Polygon: 70/100
●Game Informer: 70/100
- グラフィックス： たとえ10年前のセンスで描かれた『New Super Mario』のアートディレクションと区別がつかなくとも、iOSでの『マリオ』は素晴らしい容貌に見える。
- サウンド： クラシックな『マリオ』のリミックスサウンドはハイクオリティーで、当然のように効果音もあなたがご存知のあの音だ。
- プレイしやすさ： 自動ダッシュ中にタップしてジャンプさせる。そのゲーム性はよく仕上がっていて、上級者向けステージや驚きがあるステージへの可能性も与えてくれる。
- エンターテイメント性： 他社製プラットフォームにジャンプして飛び込んだ『マリオ』は、ゲームプレイにおいては小気味良いものだ。ステージも素晴らしい出来だが、十分ではない。再プレイに繋がるような報酬も不足している。
- リプレイ性： それなりに高い。
- 良い点
- 現代的な『マリオ』のルックスとプレイ感を越えている
- “キノピオラリー”は興奮してしまうような競技性を加えている
- 新たなプレイアブルキャラクターを含むたくさんの報酬
- ステージ数は不十分
- 常時求められるオンライン接続
- 急に購入を求められる
悪い点
●EGM: 60/100
- 『スーパーマリオラン』は古典的な『マリオ』らしさを掴むような素晴らしい作品だが、常にオンライン状態であることが求められるという事実は、収集要素がメインのゲーム性の障害となっている。しかしながら、遊ぶ時間や場所が制限されてきた「ゲーム」を打ち壊すという、モバイルゲームに対する主な目的は第一に果たされている。
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12月15日にリリースされたiOS向けタイトル『スーパーマリオラン』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは79点（総レビュー数28件）。うち21件で「高評価」、7件で「賛否両論」のレビューが寄せられていました。
『マリオ』が持つ根源的な魅力とスマートフォン向けゲームの楽しみは高く評価され、過去作の印象やプレイフィールを感じさせるビジュアルと操作性は多くのレビューで太鼓判を押されていました。「常時オンライン接続の必要がある」という不満点も同時に挙げられていたものの、その魅力を覆すほどの欠点には至らなかったようです。
『スーパーマリオラン』はiPhone/iPad向けにリリース中。無料ダウンロード可能なタイトルとして配信中ですが、全ワールドをプレイするためには1,200円のゲーム内コンテンツ購入を要します。
