そして『The Witcher 3: Wild Hunt』製作元のCD PROJEKT REDは、ファンから寄せられた多くのメールやSNS経由での熱い要望を受け、スタンドアローン版『Gwent: The Witcher Card Game』のリリースを決定。シングルモードやネット対戦など機能を充実させた、スタンドアロン版のリリースが6月にアナウンスされました。Game*Sparkでは、gamescom 2016のCD PROJEKT REDブース内にて開催された『Gwent: The Witcher Card Game』メディア向けプレゼンテーションに参加して来たので、その模様をお送りします。
『Gwent: The Witcher Card Game』のシングルプレイは、戦闘がカードバトル方式の探索型RPGとなっています。2D型のマップは自由に移動することが出来、怪しい場所を探索し、未踏の街やダンジョン等を発見したりすることでイベントが開始。そしてカードバトルに勝利することで新たなカードを得られたり、物語が進んでいくといったもの。
カードバトルは3ラウンド制の2ラウンド取得で勝利となっており、基本的なルールは本編のものそのまま。攻撃レンジに応じた3層の場に攻撃値の書かれたカードを配置し、その合計値を競うというもの。シンプルなルールだけにバフの使いどころや強力なカードの入手がカギになりそうです。そうしてカードの拡充を図ると、次はプレイヤー同士が競い合うオンライン対戦へ、といった具合。
シングルプレイは物語の読み上げで情感たっぷりに語られるスタイルとなっており、主人公ゲラルドの新たな冒険譚や逸話等も知れるようになっているとか。またカードの数や種類については、ベータも兼ねてギリギリまで調整中とのことですが、新たに追加する効果やキャラクターのカードも増えていくとのこと。さらにカードのデザインは刷新して描き下ろされ、一部のカードは3Dで表示してカードの絵を角度を変えて楽しむ事も出来るようになっています。
『Gwent: The Witcher Card Game』は海外PC/Xbox One向けにこの9月に先行ベータ開始予定。追ってPS4版もリリースされるとのことです。国内でのプレイ可否は明らかになっていませんが、興味のある方はベータテストに登録されてみてはいかがでしょうか。
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