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米ライフル協会が暴力ゲームを名指しで批判−小学校乱射事件後、初の記者会見

米コネティカット州の小学校で発生した銃乱射事件では26名の命が奪われ、米国では銃規制に向けた動きが大きくなりつつあり、オバマ大統領も「大統領としての全権能を使う」と強い姿勢を見せています。

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米コネティカット州の小学校で発生した銃乱射事件では26名の命が奪われ、米国では銃規制に向けた動きが大きくなりつつあり、オバマ大統領も「大統領としての全権能を使う」と強い姿勢を見せています。

こうした中、最大の圧力団体とも言われる全米ライフル協会(NRA)は事件後、初めてとなる記者会見を行い、こうした悲惨な事件はビデオゲームなどのメディアが原因だと具体的な製品名を挙げ責任転換を図りました。

全米ライフル協会のWayne LaPierre副会長は「メディアが隠そうとしている汚い事実があります。人々に対する暴力を売りにする悲しく、無神経で、堕落した暗い産業がこの国にはあります。『Bulletstorm』『Grand Theft Auto』『Mortal Kombat』『Splatterhouse』といった意地が悪く暴力的なビデオゲームたちもその一つです」と記者会見で述べました。

こうした協会の姿勢は強い非難を集めていて、TechCrunchは「やってはいけない記者会見のお手本」とコメント。ニューヨーク市の公式ツイッターも「学校に武装した警備員を置くような提案をしながら、もっとも基本的な取り組みに反対している」と非難しています。


多くの議員が協会の支持を受けている中、規制強化が実現するかは不透明ですが、26人の命の重みは米社会を動かしているようです。 (ソース: TechCrunch, WSJ)
《Mr.Cube》
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